石垣島の人気ビーチをシーン毎に紹介！設備やアクティビティ、行き方など徹底解説

石垣島ってどんな島？

石垣島は、沖縄本島から飛行機で約1時間の距離にある八重山諸島の中心的な島で、県内で3番目に大きな離島です。亜熱帯性気候に属することから、年間の大半が温暖な気候で過ごしやすく、世界中からダイバーが訪れる場所としても人気があります。

マリンアクティビティだけでなく、ショッピングモールやリゾート施設・ホテルなども充実しているため、優雅で楽しい時間を過ごすことができる島といえるでしょう。

今回は石垣島への旅行を検討されている方に向けて、石垣島のビーチをテーマにさまざまなお役立ち情報をご紹介させていただきます！

 

石垣島までのアクセス方法

石垣島へのアクセス方法は飛行機のみであり、主要都市の空港から直行便を利用するか、那覇空港から乗り継ぐかの2択になります。乗り継ぎの場合は待ち時間などが余分にかかるため、最寄りの空港で直行便が運行していれば、そちらの方がおすすめです。

ちなみに、石垣島の空港は「南ぬ島石垣空港」と呼ばれている新石垣空港で、全国の離島の中でも比較的直行便が多くなっています。

 

石垣島のビーチの特徴

石垣島といえば、きれいな海とマリンアクティビティを連想する方が多いでしょう。

そこでここからは、石垣島のビーチの特徴をいくつかご紹介します。石垣島の海で遊ぶ予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

石垣島の海開きはいつ？

石垣島の海開きは、毎年3月頃に行われており、石垣島を含む八重山諸島での海開きは一大イベントの1つです。

毎年、島々の持ち回りで海開きイベントが開催され、イベントでは海の安全祈願や子供たちの初泳ぎをはじめ、マリンアクティビティ体験などが開催されます。

観光客も参加することができるので、ぜひ3月の海開きに合わせて訪れてみてください。

 

石垣島のビーチの気温・水温

石垣島のビーチは、本州の気温・水温と比較すると、全体的に高い傾向にあります。海開きがある3月は、気温が高い時で25度前後、水温も22度前後なので、少し肌寒さはありますが、ウェットスーツがあれば海に潜ることも可能です。

そして、夏場のベストシーズンに向けて気温・水温は上がっていき、7〜10月頃が過ごしやすい時期となります。気温は高い時で32度前後、水温は28度前後なので、ウェットスーツ無しでも問題ないでしょう。

11〜2月は冬モードに入りますが、最低気温でも15度を下回ることはほとんどありません。

 

石垣島のビーチに行く際の服装・持ち物

石垣島のビーチに行く際には、水着・ビーチサンダル・タオル・日焼け止め・軽い羽織物などを準備しましょう。石垣島は年間を通して紫外線が非常に強いため、日焼け対策を十分に行うことをおすすめします。

例えば、水着の上からラッシュガードを着ておくと、日焼け止め対策ができる上に、ウェットスーツのゴムで肌を痛める心配もありません。

そのほかのシュノーケリングやダイビングなどに必要な道具は、現地のツアーに参加するとレンタルができる場合が多いです。

 

石垣島のビーチでの注意点

石垣島のビーチで遊ぶ時には、いくつかの注意点があります。

まず、海の中には多数の生物が生息していますが、その中には毒を持つ生物や攻撃的な生物などもいます。そのため、むやみに海中生物には触れないようにしましょう。

また、石垣島の海中にはサンゴも非常に多く生息していますが、サンゴは軽い衝撃でも傷ついてしまう生物です。さらに、サンゴの中にも毒を持つ種類がいるため、上に乗ったり触れたりしないようにしてください。

 

シュノーケリングにおすすめのビーチ4選

ここからは、石垣島でシュノーケリングを体験する際におすすめのビーチをいくつかご紹介します。

ビーチによっては、シュノーケリングに向いている場所もあるため、シュノーケリング目的で石垣島を訪れる場合は、ビーチ選びにもこだわってみてください。中には、シュノーケリングに必要な道具を借りられるビーチもあります。

 

①マエサトビーチ

マエサトビーチは、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートの目の前にあるビーチです。

石垣島のビーチは市街地から離れている場所が多いため、観光客が気軽に遊べるようなビーチを作るという目的で誕生しました。ホテルによって丁寧に管理されているので、安心・安全に楽しむことができるでしょう。

宿泊客はもちろん一般客も利用でき、シュノーケリングの道具は貸し出されていませんが、道具を持参するか、ツアーに参加することで潜ることが可能です。

 

②フサキビーチ

フサキビーチは、フサキリゾートヴィレッジの目の前にあるビーチです。長く白い砂浜が特徴的で、石垣島内でも最大級の名蔵湾に面しています。

フサキビーチもホテルで管理されているため、シュノーケリングの道具はホテルから借りることが可能です。海中では熱帯魚の群れの他にも、シーズン中にはウミガメと遭遇できるチャンスもあります。

 

③米原ビーチ

米原ビーチは、石垣島の北部に位置しており、他のビーチよりも自然に近い状態で現存しているのが特徴的です。落ち着いた雰囲気が人気で、白い砂浜が緩やかな弧を描きながら伸びています。

海中にはカクレクマノミをはじめとした多数の生物や、サンゴ礁などがいます。沖に出るほど生物は多くなりますが、水深も深くなっていくため、ツアーなどを利用して訪れるのがおすすめです。

 

④白保海岸

白保海岸は石垣島の東部に位置するビーチであり、新石垣島空港から車で約10分の場所にあります。

海中には世界的にも珍しいアオサンゴの大群があり、その美しいサンゴ礁を目当てにシュノーケリングを楽しむ観光客が多いです。さらに、ハマサンゴの大群も生息しているため、非常に貴重な海中の光景を眺めることができるでしょう。

 

安心！設備やアクティビティが
整ったビーチ4選

ここからは、石垣島内で設備やアクティビティの準備が整っているビーチをいくつかご紹介させていただきます。設備が整っていれば、ほぼ手ぶらで海水浴を楽しむことができます。

また、ビーチでマリンアクティビティを楽しみたい方は、初めから設備が充実しているビーチを利用したり、ツアーに参加したりするのがおすすめです。

 

①米原ビーチ

米原ビーチにはトイレやシャワーが設置されているため、遊んだ後に身体をきれいにしてから帰ることができます。

また、有料の駐車場や売店も用意されており、売店では飲料や軽食の他に、シュノーケリングで必要な道具をレンタルすることも可能です。さらに、ビーチに隣接している米原キャンプ場も利用することができるので、友人や家族と一緒にBBQをして楽しむのもおすすめです。

 

②マエサトビーチ

 

マエサトビーチは、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートによって管理されているビーチであるため、設備やアクティビティが非常に充実しています。

例えば、水上アスレチックやSUP、マリンジェット、バナナボート、ウィンドサーフィン、シーカヤックなどで遊ぶことができます。さらに、オンシーズンであれば、クラゲ防止ネットや監視員も配置されているので、お子様も安全に楽しめる環境といえるでしょう。

 

③フサキビーチ

フサキビーチは、フサキリゾートヴィレッジによって管理されているため、更衣室・シャワー・トイレ・コインランドリーなどの設備が充実しています。

また、レンタル用品も豊富に揃っており、パラソルやシュノーケルセット、ウェットスーツ、マリンブーツ、ライフジャケット、浮き輪、砂遊びセット、防水デジタルカメラなどを借りることができます。

さらに、マリンアクティビティも充実しており、シュノーケルツアーやSUP体験、クリアカヤック体験、ドラゴンボート、朝ヨガ、釣りなどを楽しむことも可能です。

 

④底地ビーチ

底地ビーチは、西表・石垣国立公園内にあるビーチであり、約1kmに渡って伸びている白い砂浜が特徴的です。また、ビーチの近くにはマンタが生息しているスポットがあるので、ダイビングの聖地としても人気があります。

このビーチにも、シャワー・トイレ・更衣室・ロッカー・自動販売機などが設置されているため、快適に楽しむことができるでしょう。

 

地元民も落ち着いて過ごす穴場ビーチ4選

石垣島には地元民の方々もよく通う、穴場といえるビーチがいくつかあります。

ここからは、石垣島での穴場ビーチを4つご紹介させていただきます。静かにのんびりとビーチで過ごしたい方は、下記でご紹介するビーチを利用してみてください！

 

①平野ビーチ

平野ビーチは、石垣島の東部にある白い砂浜が特徴的なビーチです。市街地から少し離れており、ビーチへの誘導看板などがないことから、地元民の方々でも知らない可能性があるビーチなのです。

そのため、プライベート感があり、自然そのままの雰囲気を楽しみたい方におすすめといえるでしょう。しかし、トイレ・シャワー・更衣室などはないため、事前に必要な準備をしておくことが大切になります。

 

②大崎ビーチ

大崎ビーチは、石垣島の北西部にある最西端のビーチです。ガイドブックにも載っていないことが多い場所なので、穴場的なビーチといえます。

美しい砂浜と透明感のある海、そして浅瀬に生息しているサンゴや熱帯魚が特徴的で、シュノーケリング・ダイビング・サーフィン目的で訪れる人々が多いです。

ただし、このビーチにはビーチとしての設備やネット、監視員などが存在していないため、十分に注意して遊ぶ必要があります。

 

③大浜ビーチ

大浜ビーチは、石垣島の大浜地区にあるビーチで、比較的観光客が訪れることが少ないプライベート感のある場所です。波は穏やかな時が多いですが、整備が不十分なので、海水浴やシュノーケリングなどは推奨されていません。

しかし、朝日をきれいに眺めることができる場所なので、地元民の方々が早朝にランニングをしている光景も度々見られます。また、夜には南十字星や天の川なども鮮明に見えるため、夜景を楽しむこともできるでしょう。

 

④崎枝ビーチ

崎枝ビーチは、石垣島の西部に位置している穴場的ビーチです。ビーチへつながる道が舗装されていないため、訪れる人々は少ないですが、海にはシュノーケリングやダイビングスポットがあり、ボートの数も多いです。

また、遊泳禁止のビーチですが、海中にはサンゴ礁が生息しているので、浅瀬から海中を観察したり撮影をしたりしながら楽しむこともできます。

 

サンセットにおすすめのビーチ4選

石垣島のビーチでは、サンセットを優雅に眺める時間も人気があります。中には、サンセットと同時に食事も楽しめるようなビーチもあります。

ここからは、サンセットを楽しむ際におすすめのビーチを4つご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

①シャニシャニビーチ

シャニシャニビーチは、石垣島ビーチホテルサンシャインの目の前にあるビーチです。シャニシャニは八重山地方の方言で、「こころうきうきわくわく」という意味があります。

このシャニシャニビーチはホテルに管理されているため、マリンアクティビティやツアーが充実していることに加えて、美しいサンセットを眺めることができる場所としても有名です。

ビーチの近くにはレストランもあるので、食事をしながらサンセットや夜景を楽しむのも良いでしょう。

 

②フサキビーチ

フサキビーチにはエンジェルピアと呼ばれる桟橋があり、この場所から眺めるサンセットの景色が非常に人気です。また、ホテルの目の前にあるビーチなので、客室やプールなどから夕日を眺める観光客も多いです。

運が良ければ沈む瞬間に一瞬だけ現れる、グリーンフラッシュを見ることもできます。また、サンセット前後のマジックアワーやブルーアワーの時間帯も、非常に絶景なのでおすすめです。

 

③石垣島サンセットビーチ

石垣島サンセットビーチは、石垣島の平久保半島に位置するビーチです。その名の通り、サンセットを眺めることができるビーチとして有名であり、時間の流れと共に移り変わる空の色が神秘的です。

また、ビーチには監視員やクラゲ防止ネットも完備されているので、海水浴を安全に楽しむことができます。シュノーケリングのスポットとしても人気なので、シュノーケリングを楽しみたい方にもおすすめです。

 

④南ぬ浜町人工ビーチ

南ぬ浜町人工ビーチは、石垣島の南部に位置する人工ビーチです。土地を埋め立てて作られたビーチなので、遊泳範囲は決められていますが、敷地内の整備は整っています。

また、近くに建つサザンゲートブリッジからサンセットを眺めることができ、橋の最上部から見える光景は圧巻です。

 

番外編　離島の絶景ビーチ

ここからは番外編として、石垣島の近くにある絶景ビーチが魅力的な離島を2つご紹介いたします。

どのビーチも写真映えするような美しい光景が魅力的です。ただし、ツアーに参加しないと行けない離島なので、訪れたい場合は事前にツアーを予約しておきましょう。

 

 ”幻の島”浜島

石垣島からボートで約30分の位置にある浜島は、潮の満ち引きの時間によって数時間だけ姿を現すことから、幻の島と呼ばれています。白い砂浜と周囲を囲む透明感のある海が特徴的な離島で、CMやMVの撮影でも度々利用されているほどです。

浜島への定期便はないため、訪れる手段としてはツアーに参加するしかありません。また、近くのサンゴ礁はシュノーケリングスポットとしても有名なので、幻の島観光とセットで楽しむ観光客が多いです。

 

奇跡の島"バラス島"

バラス島は、西表島と鳩間島の間に位置する離島で、サンゴ礁の欠片が集まって形成されているという特徴があります。浜島と同様に潮の満ち引きによって姿を現す時間が限られているので、奇跡の島とも呼ばれています。

バラス島を含む八重山諸島は年間を通して気候が比較的温暖なので、島に向かうツアーが年中開催されている点が嬉しいポイントといえるでしょう。

 

石垣島のビーチで楽しめるアクティビティ

ここからは、石垣島のビーチで楽しむことができるマリンアクティビティをいくつかご紹介いたします。

先ほどご紹介させていただいたビーチでも体験できるアクティビティもいくつかあります。家族や友人とビーチに訪れる予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください！

 

シュノーケリング

マリンアクティビティの定番ともいえるシュノーケリングは、石垣島でも人気があります。

島の周囲にはサンゴ礁や熱帯魚が生息している場所が多く、さらにウミガメやマンタが現れるスポットも数か所あるため、世界中からシュノーケリングを目当てに観光客が集まります。

施設やツアーにもよりますが、道具をレンタルできるケースが多いので、手ぶらでも体験できることが魅力的です。

 

ダイビング

シュノーケリングと同様に、石垣島ではダイビングも人気があります。石垣島周辺のダイビングスポットには深度があるポイントが多く、さらに波が穏やかな場所も多いため、初心者からプロまで幅広く楽しむことができるでしょう。

また、八重山諸島は亜熱帯気候で年中温暖な気候が続くため、冬や春にもダイビングをすることが可能です。むしろ天候が荒れることが少ない冬は、海中の透明度が抜群に良くなるのでおすすめです。

 

SUP

SUPはボードの上に乗りながら、パドルで海や川などの水面を進むアクティビティです。見た目以上にバランスが取りやすく、ライセンスも必要ないことから、初心者でも安心して遊ぶことができます。

石垣島では川平湾や宮良川、名蔵アンパルなどで行われることが多くあります。早朝・日中・夕方・夜など、どの時間帯でも素晴らしい景色を眺めながら体験することができる点が魅力です。

 

カヤック

カヤックは1〜2人乗りの小型ボートで、比較的安定しやすい構造になっているため、バランス感覚に自信がない方でも気軽にチャレンジできます。

石垣島では、川平湾やマングローブなどで体験できることが多いです。カヤックに乗りながらサンセット・サンライズを楽しむツアーや、夜に星空と夜行性動物を観察しながら楽しむツアーなどが人気です。

 

マリンスポーツ

石垣島のビーチでは、さまざまなマリンスポーツも体験することができます。

例えば、水が噴射するボードで垂直に浮かび上がるフライボードや、パラシュートを付けてモーターボードで引っ張りながら飛び上がるパラセーリング、セイルボードに乗りながら海上を滑るウィンドサーフィンなどが人気です。

マリンスポーツはツアーに参加したりホテルに隣接しているビーチを訪れたりすることで、体験できます。

 

ヨガ

近年、リゾート地で体験するヨガがアクティビティとして人気があります。石垣島では、早朝や夕方に白い砂浜の上やSUPの上などで体験するヨガが多く、あえて大自然の中でヨガを行うことで、心の底からリラックスすることができるのです。

また、石垣島は年中温暖な気候を維持しているので、無理をせずに筋肉を伸ばすことができたり、発汗を促進したりできるでしょう。

 

まとめ

今回は石垣島にあるビーチの特徴やビーチで体験できるアクティビティについてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか？

石垣島には、白い砂浜とエメラルドグリーンの海が美しいビーチが多く、中には設備が充実している場所もあるので、大自然を満喫することができます。マリンアクティビティ関係のツアーも数多く開催されているので、石垣島ならではの体験がしたい方は、ぜひツアーへの参加を検討してみてください！

最後までご覧いただきありがとうございました。