石垣島から波照間島に初めて行く人が知るべき観光情報
目次
波照間島ってどんな島?
波照間島は八重山諸島の日本最南端の有人島で、人口約500人ののんびりとした雰囲気が魅力の島です。
八重山屈指の美しいビーチと透明度の高い美しい海は「ハテルマブルー」と呼ばれることも。
街灯も少ないため、夜は満天の星空を楽しむことができます。
波照間島への行き方
波照間島へは本州からの直行便はなく、石垣島からフェリー(高速船)か飛行機でのアクセスとなります。
フェリー(高速船)で行く場合
波照間行きの高速船は安栄観光が運航しており、石垣島港離島ターミナルから1日3便発着しています。乗船時間は約80分です。
石垣島発 | 波照間島発 |
8:00 | 9:50 |
11:45 | 13:00 |
15:00 | 16:50 |
(※2024年夏季スケジュール)
区分 | 片道 | 往復 |
大人(中学生以上) | 4530円 | 円 |
小人(小学生) | 円 | 円 |
障がい者割引 | 円 | 円 |
(※2024年7月現在)
1便に乗れば日帰りも可能!ですが、天候次第で欠航になることも多いので、無理ないスケジューリングをおすすめします。
フェリーチケットは事前購入がおすすめ!
満席の場合はエスコート石垣へ
安栄観光さんのHPで事前購入できますが、繁忙期はフェリーも満席になる可能性があります!
また、チケット販売窓口がかなり行列になっていて乗りたい時間に乗れないことも。
そんな時は離島ターミナル内エスコート石垣へ!各島へのフェリーチケットを販売しております。念の為、電話にて在庫の確認をしていただけますと確実です。
住所:〒907-0012
沖縄県石垣市美崎町1ユーグレナ離島ターミナル内
営業時間:8:00〜16:00
TEL:0980-87-7505
飛行機で行く場合
新石垣空港から波照間空港へ30分で。2024年1月より第一航空株式会社の波照間線の飛行機が運航開始されました。
船酔いが心配な方は飛行機移動がおすすめです。
路線名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 備考 |
波照間線 (新石垣→波照間) |
9:30発 | 10:00着 | 月曜日、水曜日 土曜日に運航 |
波照間線 (波照間→新石垣) |
11:30発 | 12:00着 |
片道(税込) | 普通運賃 | 離島住民割引 |
---|---|---|
大人 (満12歳以上) |
14,000円 | 3,000円 シニア・ 中学生以外 |
障がい者 (満12歳以上) |
14,000円 大人・シニアと同 |
2,500円 |
高校生 (波照間島出身者) |
― | 2,200円 |
シニア(満75才以上) 中学生 |
― | 2,000円 |
小人 (満3歳以上12歳未満) |
8,500円 | 1,000 |
※不定期便による運航のため目安としてご参照ください。
※2024年6月30日~8月4日については定期メンテナンス等により運休。
波照間島での移動手段
波照間島には路線バスやタクシーがないため、移動手段が限られています。特に日帰り観光予定の場合、効率よくまわるために移動手段は重要。ぜひチェックしてくださいね。
レンタカー
効率よく自由に波照間島を観光するにはレンタカーがおすすめです。
ただし、島内には車両数が少ないので、利用を決めている方は事前に予約をしておくのがベスト。
島内の道路は整備されていますが、信号が少なく野生動物が飛び出してくる危険性もあります。安全運転を心がけましょう!
レンタバイク
坂道が多い波照間島ではレンタバイクでの移動もおすすめ。
1人乗りのバイクであれば50ccで問題ありませんが、2人乗りをする場合には90ccをレンタルするようにしましょう。
レンタサイクル
体力に自信がある方には、レンタサイクルもおすすめせす。自転車でも、丸一日あれば島中の観光が十分にできます。
レンタサイクルの中には電動自転車もありますが、台数が比較的少ないため、電動を借りたい方は予約必須です。
↓波照間島フェリーチケット付きレンタサイクルはこちら
【午後の部】11:45(集合10:55)9,800円予約はこちら
観光バス
おすすめの観光スポットをガイド付きマイクロバスで周遊できるゆったりツアーも開催されています。
0歳から年配の方まで安心&楽々波照間島を堪能できますよ。
↓波照間島フェリーチケット付き観光バスツアーはこちら
【午後の部】11:45(集合10:55)15,100円予約はこちら
波照間島のおすすめ観光スポット5選
ここからは、波照間島のおすすめ観光スポットをご紹介します。
雄大な自然の中に存在する各スポットでは、日常を忘れられるほど素晴らしい景色を楽しめます。波照間島に訪れる際はぜひ参考にしてみてください。
①ニシ浜
ニシ浜は、波照間港から徒歩約15分の位置にある、白い砂浜がとっても美しいビーチです。「ニシ」とは島ことばで「北」を意味しています。
シャワー・トイレ・更衣室も完備されており、シュノーケリングを楽しみたい人にもおすすめ。
アクセス:波照間港から徒歩約15分
②星空観測タワー
星空観測タワーは日本最南端にある天文台で、日本国内において最も美しく南十字星を観測できる場所とも言われています。
タワー内には開閉式の天体ドームと200mm屈折式望遠鏡があり、天体観測を体験することも可能です。
夜間には実際の星空を観察しながら行う、星空ガイドも実施されています。
アクセス:波照間港から自転車で約25分
③日本最南端の碑
日本最南端の碑とは、波照間島の最南端に位置する高那崎の崖にある碑です。
1972年に本土復帰を記念して建立されたもので、日本最南端の碑の隣には、波照間の碑と平和祈願の碑も並んでいます。
景色が素晴らしいので、近くにあるベンチで休憩をする人も多いです。
アクセス:波照間港から自転車で約22分
④高那崎
高那崎は、波照間島の南東部に位置する岬で、琉球石灰岩が浸食してできた場所です。
崖が約1kmに渡って伸びており、その断崖絶壁と美しい海の光景がインパクト絶大なスポットです。「タカナザシ」とも呼ばれています。
アクセス:波照間空港から徒歩約10分
⑤コート盛(先島諸島火番盛)
コート盛とは火番所で、琉球石灰岩を積み上げて作られています。
国指定史跡の1つでもあり、琉球王朝時代に往来する船を監視しながら、烽火を揚げていたとされる場所です。
標高約60mの高台に位置しているため、島を一望することができます。また、天気の良い日には西表島を見つけることも可能です。
アクセス:波照間港から車で約10分
波照間島のおすすめアクティビティ
ここからは、波照間島でおすすめのアクティビティを3つご紹介します。
限られた時間で何をしようか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
①シュノーケリング
まずおすすめなのは、波照間島の美しいビーチで体験するシュノーケリングです。
エメラルドグリーンの海中には、サンゴ礁や熱帯魚、ウミガメなどが生息しています。
ニシ浜の近くはウミガメの遭遇率が高く、トイレ・シャワー・更衣室も用意されているので大変おすすめです。
②星空観測
波照間島といえば、星空が綺麗に見える場所としても有名です。南十字星や天の川などを綺麗に観測できます。
街には街灯が少なく、空気が澄んでいるため、天体観測に最適な環境が揃っています。
③島内散策
波照間島では、島内を歩きながら散策するのもおすすめです。
集落には昔ながらの赤瓦を使用した琉球家屋が多数残っており、散策をするだけでも趣深さを感じることができます。
家屋の他にも、サンゴで作られた石垣や防風林なども島ならではの風景です。
波照間島の日帰りモデルコース
波照間島に高速船でアクセスした場合の、日帰りで楽しめるモデルコースをご紹介します。
11時、波照間港に到着!移動手段を確保
まず、波照間島に到着したら、移動手段として自転車やバイクを借りましょう(予約しておくのがベスト)。
ニシ浜→早めのランチ→高那崎へ
波照間島で最も美しいビーチのニシ浜で海を楽しみ、ニシ浜近くの食堂「あやふふぁみ」で早めのランチはいかがでしょう。
島素材を使ったお惣菜、定食、カレーが大人気です。
お腹がいっぱいになったらサイクリングを楽しみつつ、3つの碑がある高那崎に移動して景色を堪能しましょう。
アクセス:波照間港から自転車で約10分
営業時間:11時30分~15時00分
下田原城跡→コート盛→集落散策
下田原城跡やコート盛を眺めながら集落へ移動をした後、集落散策をして波照間港へ戻ります。
集落から波照間港へ
船は1日に3便しか運航していないため、時間には十分に気をつけましょう。最終便は16:50発です。(2024年夏季)
波照間島観光の注意点
波照間島を観光する際の注意点をいくつかご紹介します。
事前にしっかり確認して、楽しく波照間島を観光しましょう。
①島内にコンビニやスーパーはない
まず、波照間島内にコンビニやスーパーはありません。個人商店や共同売店はいくつか営業していますが、品数はそれほど多くありません。
もし必要な物があれば、石垣島などで事前に購入をしておくと安心です。
また、自動販売機の数も非常に少ないため、飲み物も事前に用意しておきましょう。
②波照間島にはゴミ箱がない
波照間島にはゴミ箱がありません。ゴミは自分でまとめて持ち帰るようにしましょう。
離島でのポイ捨てはマナー問題になっているため、気持ち良く観光を続けられるようにするためにも、ゴミの後始末には十分に注意してください。
③高速船では船酔いに注意
石垣島から波照間島への航路は波が荒れやすく、船も非常に揺れやすいです。船酔いしやすい人は、酔い止め薬やエチケット袋などの準備をしておきましょう。
船は前方よりも中央部や後部の方が揺れが少ないので、座る位置にも気をつけてみてください。
まとめ
今回は、のんびりした雰囲気が魅力の波照間島についてご紹介いたしました。
石垣島とはひと味違う体験ができる、おすすめの離島です。
スケジュールを模索中の方はぜひ訪れてみてください。