波照間島、石垣島ビーチ

石垣島から波照間島に初めて行く人が知るべき観光情報

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波照間島ってどんな島?

石垣島から波照間島に初めて行く人が知るべき観光情報

波照間島は八重山諸島に属している、人口500人前後の離島です。島の周囲は約15kmで、日本の有人島の中では最南端に位置しています。

街灯が少なく、気流も穏やかな島なので、夜間には天体観測を行うのに絶好のスポットです。島内には星空観測タワーも設置されており、南十字星を綺麗に観測できる場所として有名です。

また、エメラルドグリーンの透明な海や白い砂浜、サトウキビ畑、赤瓦を使用した琉球家屋などの沖縄特有の風景が広がっています。

 

波照間島への行き方

ここからは、波照間島への行き方をご紹介します。本州からの直行便はないため、石垣島から経由する形になります。観光時間をしっかり確保するためにも、事前に行き方を把握しておきましょう。

 

石垣島から波照間島への行き方

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現在、波照間島への飛行機は運航されていません。そのため、各地から飛行機で石垣島へ向かい、石垣島からフェリーで波照間島へ上陸することになります。フェリーは石垣港離島ターミナルから発着しており、石垣空港からはバスで30〜40分の位置にあります。

石垣港離島ターミナルからは、波照間島を含む7つの島へ移動することができ、移動時間がそれほどかからないため、日帰りで離島を楽しむ観光客が多いのです。

 

フェリーの運賃表

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フェリーは、1日に3便運行しています。しかし、波照間島へのフェリーは波や風などの影響を受けやすく、欠航になることも珍しくありません。そのため、余裕を持たせたスケジュールで組むことをおすすめします。

大人は片道4,530円で往復8,750円、小学生以下のお子様は片道2,270円で往復4,390円が必要です。また、障がい者割引があり、片道2,960円で往復5,920円になります。

 

【裏技】フェリーチケットを
事前購入する方法

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波照間島行きのフェリーを運航している安栄観光フェリーでは、WEB上で事前予約ができる、スマート乗船システムが導入されています。このシステムを利用すれば、乗車日の前日18時まで予約が可能で、当日はチケットレスで乗船することができます。

購入方法は、まず安栄観光HPの会員登録を無料で行い、「乗船券予約」ページを開きましょう。

発着場所・日付・乗船人数を選択し、乗りたい便を検索します。

行きは日付と時間まで指定する必要がありますが、帰りは日付のみの指定で予約が可能です。

もし、予約をした便に乗船できなくても、手数料無料で便を変更することができるのです。変更は、チケットカウンターにて行っています。

そして、決済まで完了すると予約は終了です。

決済方法はクレジットカードのみなので、注意しましょう。当日は、フェリー乗り場でQRコードを見せるだけで乗船できます。

 

フェリーチケットを
事前購入するメリット

ここからは、フェリーチケットを事前購入するメリットをご紹介します。

チケットは現地のチケットカウンターでも購入できますが、予定が決まっている場合は、事前に購入をしておいた方が非常に便利です。スムーズに観光を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

①購入列に並ぶ必要なし

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まず、事前に予約をしておけば、チケットカウンターに並ぶ必要がありません。GW〜夏にかけての繁忙期には、フェリーを利用する人が多いため、チケットカウンターも混雑します。

フェリー会社も、出発時間の30分程度前には、ターミナルに到着していることを推奨しているぐらいです。しかし、事前にWEBで購入をしておけば、そのままフェリー乗り場に向かうだけで問題ありません。

 

②チケット紛失のリスクなし

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事前予約はチケットレスなので、チケットを紛失するリスクがありません。乗船をする際には、購入時に発行されるQRコードを見せるだけです。ただし、スマホを紛失しないようにしましょう。

 

③当日窓口での支払いなし

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事前予約では、クレジットカードで事前決済を行うため、当日に窓口で支払いを行う必要がありません。支払う手間が省けることで、よりスムーズに乗船することが可能です。

ただし、決済方法がクレジットカードのみなので、その他の支払方法を選択したい場合は、チケットカウンターで購入する必要があることを把握しておきましょう。

 

波照間島での移動手段

ここからは、波照間島内での移動手段をいくつかご紹介します。

波照間島には電車や路線バスがないため、移動手段が限られています。特に日帰りで観光をしたい場合には、いかに効率良く移動をするかは重要なので、ぜひ参考にしてみてください。

 

レンタカー

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波照間島内を最も早く移動できるのは、レンタカーです。

しかし、島内の移動はレンタバイクやレンタサイクルが主流なので、レンタカーの台数は比較的少ないです。そのため、レンタカーを利用したい場合には、事前に予約をしておく必要があるでしょう。

また、島内の道路は整備されていますが、信号が少なく、野生動物が飛び出してくる危険性もあります。十分に注意をしながら、運転をしてください。

 

レンタバイク

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坂道が多い波照間島では、レンタバイクでの移動がおすすめです。車や人の交通量は少ないので、バイクでも十分に島内を回り切れます。

1人乗りのバイクであれば50ccで問題ありませんが、2人乗りをする場合には90ccのバイクをレンタルするようにしましょう。バイクで風を浴びながら、沖縄独特の風景の中を走るのは非常に気持ちが良いものです。

 

レンタサイクル

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体力に自信がある方には、レンタサイクルもおすすめです。自転車でも、丸一日あれば島中の観光が十分にできます。島内には自転車を貸し出している店舗はいくつかありますが、GW〜夏にかけての繁忙期には、事前に予約をしておく方が安心でしょう。

また、レンタサイクルの中には電動自転車もありますが、台数が比較的少ないため、電動を借りたい方は予約必須です。

 

波照間島のおすすめ観光スポット5選

ここからは、波照間島のおすすめ観光スポットをいくつかご紹介します。

雄大な自然の中に存在する各スポットでは、日常を忘れられるほど素晴らしい景色を楽しめます。波照間島に訪れる機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。

 

①ニシ浜

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ニシ浜は、波照間港から徒歩約15分の位置にある、非常に美しいビーチです。八重山諸島の中でもトップクラスで人気のあるビーチで、波照間島の北側にあります。

シャワー・トイレ・更衣室も完備されており、シュノーケリングを楽しむ人も多いです。ちなみに、「ニシ」とは沖縄の方言で「北」を意味しています。

 

②星空観測タワー

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星空観測タワーは、波照間港から自転車で約25分の位置にある天文台です。

日本最南端にある天文台で、日本国内において最も美しく南十字星を観測できる場所とも言われています。タワー内には開閉式の天体ドームと200mm屈折式望遠鏡があり、天体観測を体験することも可能です。

また、夜間には実際の星空を観察しながら行う、星空ガイドも実施されています。

 

③日本最南端の碑

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日本最南端の碑とは、波照間島の最南端に位置する高那崎の崖にある碑です。1972年に本土復帰を記念して建立されたもので、日本最南端の碑の隣には、波照間の碑と平和祈願の碑も並んでいます。

非常に景色が素晴らしい場所で、近くにあるベンチで休憩をする人も多いです。また、多目的交流広場も近くにあり、屋外ステージでイベントなどを行うことも可能です。

 

④高那崎

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高那崎は、波照間島の南東部に位置する岬で、琉球石灰岩が浸食してできた場所です。

崖が約1kmに渡って伸びており、その断崖絶壁と美しい海の光景がインパクト絶大なスポットです。沖縄の方言では、「タカナザシ」とも呼ばれています。

 

⑤コート盛

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コート盛とは、波照間港から車で約5分の位置にある火番所で、琉球石灰岩を積み上げて作られています。国指定史跡の1つでもあり、琉球王朝時代に往来する船を監視しながら、烽火を揚げていたとされる場所です。

標高約60mの高台に位置しているため、島を一望することができます。また、天気の良い日には西表島を見つけることも可能です。

 

波照間島のおすすめ
アクティビティ3選

ここからは、波照間島でおすすめのアクティビティを3つご紹介します。限られた時間で何をしようか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。迷った場合には、波照間島のツアーに参加するのもおすすめです。

 

①シュノーケリング

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まずおすすめなのは、波照間島のビーチで体験するシュノーケリングです。

エメラルドグリーンの海中には、サンゴ礁や熱帯魚、ウミガメなどが生息しています。特に、ニシ浜の近くはウミガメの遭遇率が高く、トイレ・シャワー・更衣室も用意されているのでおすすめのビーチです。

 

②星空観測

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波照間島といえば、星空が綺麗に見える場所としても有名です。

日本の最南端に位置する島なので、南十字星や天の川などを綺麗に観測できます。街には街灯が少なく、空気が澄んでいるため、天体観測に最適な環境が揃っています。

 

③島内散策

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波照間島では、島内を歩きながら散策するのもおすすめです。

集落には、昔ながらの赤瓦を使用した琉球家屋が多数残っており、散策をするだけでも非常に趣深さを感じることができます。家屋の他にも、サンゴで作られた石垣や防風林なども見ることが可能です。

 

波照間島の日帰りモデルコース

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ここからは、波照間島を日帰りで楽しめるモデルコースをご紹介します。

まず、波照間島に到着したら、移動手段として自転車やバイクを借りましょう。その後、波照間島で最も美しいビーチのニシ浜で海を観察し、3つの碑がある高那崎に移動します。

さらに、下田原城跡やコート盛を眺めながら集落へ移動をした後、集落散策をして波照間港へ戻ります。フェリーは1日に3便しか運航していないため、時間には十分に気をつけましょう。

 

波照間島観光の注意点

ここからは、波照間島を観光する際の注意点をいくつかご紹介します。

本州・本土とは異なる点もあるため、事前に確認をしておくと安心です。事前準備を入念に行い、楽しく波照間島を観光しましょう。

 

①島内にコンビニやスーパーはない

石垣島から波照間島に初めて行く人が知るべき観光情報

まず、波照間島内にコンビニやスーパーはありません。個人商店や共同売店はいくつか営業していますが、品数はそれほど多くありません。

もし必要な物があれば、石垣島などで事前に購入をしておくと安心です。また、自動販売機の数も非常に少ないため、飲み物も事前に用意しておきましょう。

 

②波照間島にはゴミ箱がない

石垣島から波照間島に初めて行く人が知るべき観光情報

本土や石垣島などには、街中にゴミ箱が設置されていますが、波照間島にはゴミ箱がありません。そのため、ゴミは自分でまとめて持ち帰るようにしましょう。

離島でのポイ捨てはマナー問題になっているため、気持ち良く観光を続けられるようにするためにも、ゴミの後始末には十分に注意してください。

 

③船酔いに注意

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石垣島から波照間島への航路は波が荒れやすく、船も非常に揺れやすいです。そのため、船酔いしやすい人は、酔い止め薬やエチケット袋などの準備をしておきましょう。

また、船は前方よりも中央部や後部の方が揺れが少ないため、座る位置にも気をつけてみてください。

 

まとめ

石垣島から波照間島に初めて行く人が知るべき観光情報

今回は、石垣島から向かうことができる波照間島についてご紹介いたしました。

波照間島は、石垣島とはひと味違う体験ができる、おすすめ観光スポットです。訪れる前には波照間島観光の注意点などを事前に把握しておき、快適な旅行にしましょう。

沖縄では、離島観光を楽しむのも1つの醍醐味なので、スケジュールを模索中の方はぜひ訪れてみてください。

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エスコート石垣編集部

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