どっちがおすすめ?石垣島と宮古島のそれぞれの魅力をご紹介!
目次
石垣島と宮古島どう違うの?
沖縄本島からさらに南に位置する宮古島と石垣島は、どちらも美しいビーチと豊かな自然で知られる人気の離島です。旅行先をどちらにするか迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は、石垣島と宮古島それぞれの魅力をたっぷりをご紹介します。行き先選びの参考にしてみてくださいね。
石垣島ってどんなところ?
石垣島は那覇空港から飛行機で約1時間ほど、沖縄県の中で3番目に大きい島です。石垣島をはじめ、西表島、竹富島、小浜島、黒島、新城島、波照間島、与那国島を八重山諸島と呼び、石垣島はその玄関口でもあります。
亜熱帯海洋性の温暖な気候で、サンゴ礁の海と山々に囲まれた美しく豊かな自然に恵まれ、昔ながらの風景が広がる集落には、南国特有の美しい花々やさとうきび畑が広がります。
その一方で、リゾートホテルやショッピングモールも充実しており、年々進化しているリゾートシティでもあります。羽田空港や関西国際空港のほか、名古屋、福岡といった各都市の空港から直行便が出ておりアクセスも良好です。
石垣島の魅力
石垣島は島の各所に無料Wi-Fiスポットがあり、市街地には飲食店やレジャー施設などが充実しています。
都市部から少し離れるだけで南国らしい自然豊かな環境が広がっており、自然もリゾートステイも同時に楽しめるのも魅力です。
沖縄県屈指の透明度を誇る海はマンタやウミガメとの遭遇率が大変高いことでも知られています。
県内で唯一のミシュラングリーンガイド3つ星観光地の川平湾など、石垣島ならではの魅力に溢れたスポットが点在しているので、何度訪れても新しい発見があるでしょう。
また、石垣島は星空の島としても知られており、2018年には西表石垣国立公園が日本初の星空保護区の認定を受けています。南十字星など空にある全88星座のうち、なんと84星座をも見ることができます。
石垣島の天気・気温
石垣島は年中温暖で過ごしやすくはありますが、やはり季節ごとに特徴があります。
3月〜5月は気温20〜25℃で湿度も低く、過ごしやすい時期です。5月下旬頃に梅雨がはじまります。6月〜10月は気温が30℃前後と蒸し暑く、梅雨明け後はマリンスポーツに最適な時期ですが7月から9月にかけては台風に注意が必要です。
11月からは次第に涼しくなり、島も落ち着いたムードに。年末年始も15〜20℃と温暖で、静かな環境で観光が楽しめる穴場の時期ともいえます。
石垣島の服装・持ち物
ここからは、季節ごとにおすすめの服装・持ち物をご紹介いたします。
服装:パーカー、薄手のはおりもの、薄手の長ズボン、ハーフパンツ、サンダル(靴下もあると安心)
持ち物:雨具、日焼け止め、UV対策グッズ、帽子
◆6月から10月
服装:半袖、ハーフパンツ、サンダル
持ち物:ラッシュガードや薄手のはおりもの、日焼け止め、サングラスや帽子等UV対策グッズ、熱中症対策グッズ、水着等
◆11月から2月
服装:半袖+パーカー、長ズボン、薄手のアウター、靴下&歩きやすい靴
持ち物:インナーダウン等風を通さず持ち運べるアウター、雨具、帽子、日焼け止め
宮古島ってどんなところ?
宮古島は沖縄本島から南西へ約300㎞、飛行機で約55分のところに位置します。宮古島のほか、伊良部島、池間島、来間島、大神島、下地島、多良間島、水納島からなる8つの島を宮古諸島と呼び、その中でも宮古島はもっとも大きい島です。
宮古島と伊良部島、池間島、来間島の間へは橋が架かっておりドライブコースに最適です。
宮古島最大の特徴は、隆起サンゴ礁によってできており、平坦で山や川がないこと。地下水脈が豊富で、地上に水が湧き出る場所がいくつもあり、その湧水地はガーと呼ばれ、島民の生活に欠かせない水源でした。
また、宮古島は石垣島とは違い、街の中心部も観光地化されておらず、のんびりした時間が流れています。
宮古島の魅力
宮古島の最大の魅力は、「宮古ブルー」と讃えられる海の碧さと、真っ白な砂浜のコントラストが織りなす絶景です。サンゴの地層は水はけがよく雨水がすぐに地下に浸透することなどから、島全体で土砂が海に流れ込みにくい構造になっており、驚きの透明度を誇っています。
さらに、山がないことで空がとても広く感じられ、夜になると遮るものがない澄み切った空に、天の川がくっきりと浮かび上がるなどのダイナミックな夜空も魅力の1つです。
また、宮古島の森は亜熱帯海洋性気候特有の希少な植物が生い茂り、ミヤコカナヘビなど宮古固有種も多く、様々な渡り鳥が飛来する島としても有名です。
南国ならでは豊かな自然が溢れていることに加えて居心地の良いゆったりとした島時間を感じられるところが宮古島ならではの魅力といえます。
宮古島の天気・気温
宮古島も亜熱帯海洋性気候に属しているため、四季を通して温暖な気候です。年間の平均気温は24℃、平均湿度は79%であり、石垣島よりも湿気が少なく過ごしやすいといえるでしょう。
3月〜5月は平均気温15〜25℃で気持ちのいい季節です。6月上旬頃に梅雨がはじまります。6月〜10月は気温が30℃超える真夏日が増え石垣島同様観光客のピークを迎えます。8月から10月までは台風にもご注意を。
11月からはのんびりと観光したい方におすすめの季節です。石垣島より北風が冷たい傾向にあり、冬にはマリンアクティビティが制限されがちになります。
宮古島の服装・持ち物
石垣島とほぼ同様ですが、宮古島旅行の際おすすめの服装・持ち物を季節ごとにご紹介します。
服装:パーカー、はおりもの、薄手の長ズボン、靴下&歩きやすい靴、サンダル
持ち物:雨具、日焼け止め、UV対策グッズ、帽子
◆6月から10月
服装:半袖、ハーフパンツ、サンダル
持ち物:ラッシュガードや薄手のはおりもの、日焼け止め、サングラスや帽子等UV対策グッズ、熱中症対策グッズ、水着等
◆11月から2月
服装:半袖+パーカー、長ズボン、薄手のアウター、靴下&歩きやすい靴
持ち物:インナーダウン等風を通さず持ち運べるアウター、雨具、帽子、日焼け止め
石垣島と宮古島へのアクセス
石垣島と宮古島へは全国の主要都市から直行便が出るなど、どちらもアクセス良好です。所要時間の目安は以下の通りです。
出発地 | 石垣島 | 宮古島 |
那覇 | 約1時間〜 | 約55分〜 |
福岡 | 約2時間〜 | 約1時間55分〜 |
名古屋 (要乗り継ぎ) |
約3時間35分〜 | 約4時間〜 |
大阪 | 約2時間40分〜 | 約2時間40分〜 |
東京 | 約3時間30分〜 | 約3時間15分〜 |
島での移動手段
石垣島と宮古島での主な移動手段は、レンタカー、路線バス、タクシーの3つになります。
宮古島でおすすめの移動手段
宮古島は近隣の3つの離島とは橋で繋がっており、ドライブがてら離島へ行けることからもレンタカーがおすすめです。旅行日を決めたらすぐに予約しましょう。
流しのタクシーはほとんど走っておらず、バスも本数が少ないので複数の観光スポットを巡るには不向きかもしれません。
石垣島でおすすめの移動手段
石垣島を自由にたっぷり観光したい方にはレンタカーが便利です。オンシーズンには事前予約が必須!旅行を決めたらすぐに予約しましょう。
もし離島巡りをメインにする場合や送迎付きアクティビティに参加するのであれば、少しの移動ならタクシーやバスがおすすめです。
また、貸切タクシーはファミリー旅行におすすめ。現地在住のドライバーのガイドで楽しく安心して行きたいスポットを巡ることができます。
どっちが安い?
石垣島と宮古島の旅費
石垣島と宮古島、気になる旅費はどれくらいなのでしょうか?旅行時期や旅行スタイル(宿泊施設のランク、食事、アクティビティ)によって異なりますが、2泊3日/1人あたりでおおよその予算をまとめてみました。
宮古島の方が1万円ほどお安くなる予想です。
石垣島 予算目安: 約5万~10万円(2泊3日/1人) |
宮古島 予算目安: 約5万~9万円(2泊3日/1人) |
航空券: 約1万5,000円~3万円(往復、出発地による) | 航空券: 約1万5,000円~2万5,000円(往復、出発地による) |
宿泊: 1泊5,000~15,000円 | 宿泊: 1泊4,000~12,000円 |
食事: 1,000~3,000円/1食 | 食事: 1,000~3,000円/1食 |
交通費(レンタカー): 約4,000~6,000円/日 | 交通費(レンタカー): 約4,000~6,000円/日 |
アクティビティ: 1,000~5,000円 | アクティビティ: 1,000~5,000円 |
おすすめの旅行日数
石垣島も宮古島も、周辺に魅力的な離島がたくさん!丸ごと楽しむなら2泊3日以上がおすすめです。
せっかくの沖縄離島旅、ぜひ2泊3日以上の日程で非日常を満喫してください。
石垣島と宮古島
子連れ旅行はどっちがおすすめ?
お子様と一緒の旅行を計画中の方は、石垣島と宮古島どちらがいいか悩みますよね。石垣島と宮古島、子連れ旅行のおすすめポイントをまとめてみました。
家族みなさんの希望が叶う旅になりますように!
石垣島 | 宮古島 |
観光スポットが豊富: 石垣島は観光スポットが充実しており飽きない |
浅瀬のビーチが多い: 新城海岸など穏やかで浅瀬が多いので小さな子供でも安心 |
アクティビティ: ビーチ遊び以外にも、マングローブのカヌー体験や、動物と触れ合えるスポットなど、家族全員で楽しめるアクティビティが揃う |
アクティビティ: シュノーケリングや砂遊びなど、海辺の散歩や魚の観察がしやすい環境 |
アクセスが便利: 石垣島には直行便があるため、移動がやや便利 特色豊かな離島巡りも楽しめる |
リラックスできる: 比較的のんびりとした雰囲気で、大きな観光地や人混みが少なく、家族でゆったり過ごしたい方におすすめ |
石垣島と宮古島の
おすすめ人気アクティビティ!
石垣島と宮古島では、恵まれた大自然の中で様々なアクティビティを体験できます。
ここでは、それぞれの島でぜひ体験していただきたいおすすめのアクティビティをご紹介しますので、旅行プランの参考にしてみてくださいね。
石垣島おすすめアクティビティ①
宮良川マングローブツアー
石垣島の人気アクティビティの1つが、宮良川でのマングローブカヌーです。宮良川は島内最大流域を誇り、河口から上流にかけて1,500mにわたってヒルギ林(マングローブ)が茂っており、天然記念物に指定されています。
ジャングルのように青々と茂ったヒルギ林をクルーズすると、映画の中にいるようなドキドキ感を味わうことができます!
石垣島おすすめアクティビティ②
川平湾SUP/カヌー
石垣島の観光スポットとして外せないのが、グリーンミシュランガイドで3つ星を獲得した川平湾です。その川平湾をSUPやカヌーで満喫できるアクティビティが大人気!川平湾の絶景を全身で感じましょう。
石垣島おすすめアクティビティ③
青の洞窟シュノーケリング
青の洞窟といえばイタリアのカプリ島が有名ですが、石垣島にも青の洞窟と呼ばれる絶景スポットがあります。
独特な地形によって形成される洞窟内に太陽の光が差し込み、海水と反射することなどさまざまな条件が重なることで、神秘的な青色の輝きを放ちます。シュノーケリングスポットとして大人気です。
石垣島おすすめアクティビティ④
星空&亜熱帯ジャングルナイトツアー
石垣島は、夜のアクティビティも充実しています!人気のアクティビティは、星空観察と亜熱帯ジャングルを探索するナイトツアーです。
夜のジャングルで、亜熱帯地域にしか生息しない貴重な動植物たちが身近に観察できます。
また日本初の星空保護区に認定された星空は、まるで天然のプラネタリウム。昼間とは違った石垣島を感じられる贅沢なツアーです。
宮古島おすすめアクティビティ①
ウミガメシュノーケリング
宮古島の数あるアクティビティの中でも人気なのが、ウミガメシュノーケリングです。宮古島で見られるアオウミガメ、タイマイ、アカウミガメは絶滅危惧種に指定されており、そんな希少なウミガメが間近で見られるのが人気のポイント。
ツアーに参加すれば、ツアーガイドが遭遇率の高い場所に連れていってくれるので、かなりの高確率でウミガメを見ることができます。
宮古島おすすめアクティビティ②
優雅にクルージング!絶景シーカヤック
宮古島の海の透明度は、世界トップレベルです。その美しい海と真っ白な砂浜の絶景を堪能できるシーカヤック。カヤックは安定感抜群なので、お子様でも安心して楽しむことができます。
息を吞むほど美しいエメラルドに輝く宮古ブルーの海を、優雅にクルージングしてみてはいかがでしょうか。
宮古島おすすめアクティビティ③
パンプキン鍾乳洞(ケイビング)
正式名称は保良泉鍾乳洞ですが、鍾乳洞に入るとすぐにカボチャに似た大きな鍾乳石があり、パンプキン鍾乳洞と呼ばれる由来となりました。
ケイビング(鍾乳洞や洞窟を探検するアクティビティ)のスポットとして、また宮古島屈指のパワースポットとしても年々注目されています。
宮古島おすすめアクティビティ④
『八重干瀬(ヤビジ)』シュノーケリング
宮古島で一度は訪れたい人気のスポット、八重干瀬でのシュノーケリングは大人気です。ヤビジと読むこのスポットは、宮古島の北部に位置する周囲約25km、大小100以上のサンゴ礁からなる日本最大級のサンゴ礁群で、2013年には国の天然記念物に指定されました。
迫力あるカラフルなサンゴ礁と周辺に生息する熱帯魚が手軽に見られるポイントとして注目されています。
石垣島と宮古島繁華街の特徴は?
石垣島の繁華街といえば、旧石垣市役所があった美崎町エリアです。各離島へのフェリーが就航する石垣港離島ターミナルの近くで、石垣空港からは車で25分ほど。夜遅くまで多くの人で賑わっています。
また、繁華街の近くにある国内最南端の商店街のユーグレナモールでは、飲食店、雑貨屋やお土産物屋など100店舗以上のお店が立ち並び、日用品からお土産まで手に入るので、観光客だけでなく地元の人も集まるスポットです。
宮古島の繁華街は、島の北東に位置する平良市エリアであり、宮古島の文化や歴史が色濃く残る街でもあります。
平良エリア内は、「西里大通り」「下里大通り」「イーザト」の3つに分かれており、西里大通りは飲食店やお土産物屋が集まる賑やかなエリアです。下里大通りやイーザトはローカルな雰囲気。
宮古島市公設市場は平良タウンにあり、空港からもほど近く、グルメやお土産探しにおすすめです。
営業時間:8時から21時まで
宮古島と石垣島のご当地グルメ
石垣島も宮古島も沖縄本島とは違う独自の食文化があり、それぞれに魅力的なご当地グルメがたくさんあります!
石垣島といえば、絶対に外せないのが石垣牛です。石垣島を中心とした八重山列島で生産されている黒毛和牛で、さっぱりとした良質な脂と旨味が特徴です。
南国フルーツも豊富!特にパイナップルの生産が盛んで、糖度とジューシーさが魅力です。
八重山そばは各店特徴があり、車海老を使ったものやゆし豆腐が乗ったものなどいろいろなメニューがあるので食べ比べも楽しいですね。
石垣島グルメを堪能!おすすめツアーはこちら↓
次に宮古島のご当地グルメといえば、市町村単位で日本一の生産量を誇るマンゴーです。特にマンゴーの王様とも呼ばれるキーツマンゴーは、アップルマンゴーよりも糖度が高くなることもあり、濃厚でなめらかな食感を楽しめます。
そして、宮古島の代表的な食べ物といえば、宮古そばです。細い平麺で豚骨とかつお節がベースのスープが特徴で、麺の下に具材を隠すのが伝統的な盛り付け方法です。こちらも各店特色があるので食べ比べがおすすめ!
他、ヤシガニ料理や島おでんも有名です。ぜひ味わってみてくださいね。
まとめ
今回は、沖縄の人気2大離島である石垣島と宮古島について、それぞれの島の違いや魅力についてご紹介させていただきました。
どちらの島も日常を離れ、とびきりの体験ができるおすすめスポットです。ぜひ一度訪れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。