【もう悩まない】初心者必見!石垣島から西表島への行き方・おすすめスポット・人気ツアーをご紹介!
目次
西表島ってどんな島?
西表島は、八重山諸島に属している離島で、沖縄県の中では本島の次に面積が大きい島です。
亜熱帯気候が特徴で、島全体の約90%に亜熱帯特有の原生林が残されており、日本最大のマングローブ林や河川など、手付かずの豊かな自然に恵まれています。
2021年7月に西表島が世界自然遺産に登録され、ますます注目を集めています。
イリオモテヤマネコをはじめ絶滅危惧種を含む多種多様な動植物が生息し、貴重な生態系を形成している場所として重宝されています。
この豊かな自然の中で体験するカヤック(カヌー)、トレッキングなどのアクティビティが人気です。
また、西表島付近の海中にはサンゴ礁も発達しており、ダイビングやシュノーケリングの人気スポットでもあります。
島内にはリゾートホテルもあり、南国リゾート地のように優雅に楽しむことも。
西表島への行き方
本州から西表島への直行便は運行していないため、石垣島経由、フェリーでアクセスします。
アクセス:石垣港からフェリーで約45分〜50分
八重山観光フェリーと安栄観光の2つの会社が離島へのフェリーを運航しています。
→八重山観光フェリー時刻表はこちら
→安栄観光高速船時刻表はこちら
上原港と大原港の違い
西表島には北部に位置する上原港と南東部に位置する大原港という2つの港ががあり、それぞれの港間は車で約50分の距離になります。
上原港について
まずは上原港についてご紹介します。上原港はデンサターミナルという愛称で親しまれており、ターミナル内にはお土産屋さんがあり、西表島限定のお土産が買えます。
近くにリゾートホテルやアクティビティのスポットがあるため、ツアーなどの集合場所に指定されることが多いです。
アクセス:石垣港から約45分
↓上原港集合!おすすめツアーはこちら↓
大原港について
南東部に位置している大原港は、仲間川マングローブクルーズや由布島が近いので、こちらへ行く予定の方におすすめです。
あんまり欠航しないので、計画的に動きたい方は大原港を選ぶのがベスト。
アクセス:石垣港から約50分
↓仲間川開催!おすすめツアーはこちら↓
フェリーの運賃表
2つの船会社で料金は一緒ですが発着時間が異なるため、計画に合わせて便を選びましょう。
< 石垣↔︎上原 >
区分 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
大人 ( | 円 | 円 |
小人 ( | 円 | 円 |
障がい者割引 | 円 | 円 |
< 石垣↔︎大原 >
区分 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
大人 ( | 円 | 円 |
小人 ( | 円 | 円 |
障がい者割引 | 円 | 円 |
※2024年7月現在
西表島行きフェリーの注意点
ここからは、西表島行きのフェリーに乗船する際の注意点をご紹介します。
西表島へ初めて行く方はこれからご紹介するポイントを参考にして、事前準備を行ってくださいね。
①上原港、大原港、航路間違いに注意
西表島には上原港と大原港が存在するため、チケット購入時に便を間違えないようにご注意ください。
上記の通り、2つの港は場所が大きく離れているため、航路間違いは予定にも大きく影響してしまいます。
②上原港航路はよく欠航する
上原港行きの航路は、特に冬場は強風の影響で、フェリーが欠航しがちです。
フェリーに乗船する前日には、天候やフェリー会社HPをよく確認しておくようにしましょう。
万が一上原港行きのフェリーが欠航しても、大原港から上原港までバスが運行していますのでご安心くださいね。
③船酔いに注意
特に風が強い日には、フェリーがかなり揺れることも。乗り物酔いをしやすい人は、事前に酔い止めを飲んでおくことをおすすめします。
フェリー乗船時間は約40〜50分、せっかくの西表島を堪能するためにも体調は万全で臨みましょう。
前日はお酒を飲み過ぎず、たっぷり睡眠を。空腹・満腹は避けて乗船し、リラックスして船旅を楽しんでくださいね。
フェリーチケットが満席!?
そんな時はエスコート石垣で買えるかも
ハイシーズンは人気の離島へのフェリーが満席になってしまう場合があります。
チケット販売窓口は行列、オンラインチケットも売り切れ…。そんな時はぜひ離島ターミナル内エスコート石垣をご利用ください!
各島へのフェリーチケットを販売しております。念の為、電話にて在庫の確認をしていただきますとスムーズです。
住所:〒907-0012
沖縄県石垣市美崎町1ユーグレナ離島ターミナル内
営業時間:8:00〜16:00
TEL:0980-87-7505
西表島での移動手段
西表島は八重山諸島で最大の島で、平地はほとんどありません。徒歩での観光は難しいでしょう。
こちらでは、おすすめ移動方法をご紹介します。
レンタカー
島内には坂道が多く、観光地も点在しているので、車での移動が最も効率的。
タクシーもありますが、自由気ままに観光するならやっぱりレンタカーがおすすめです。
大原港と上原港のどちらかでレンタカーを借り、もう片方の港で返却することもできるので便利!
路線バス
西表島では、路線バスが運行されています。日本最南端の路線バスとしても有名で、白浜〜豊原間を1日4往復しています。
乗車券には1日フリー乗車券もあるので、のんびりバスの旅がしたい方にはおすすめ。
クレジットタッチ決済が可能になったり、スマホ乗車券アプリ「QUICK RIDE」が導入さりたりと、ますます便利になりました。
詳しくは西表島交通株式会社公式サイトへ。
西表島のおすすめ観光スポット5選
ここからは、西表島のおすすめ観光スポットをいくつかご紹介します!
見逃せない定番スポットで西表島の魅力に触れたい方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①ピナイサーラの滝
ピナイサーラの滝とは、沖縄県で最も大きな54mの高低差を誇る滝です。ピナイが「髭」、サーラが「下がっている」という意味です。
マングローブ林をカヌーで進み、ジャングルをトレッキングした先にあるので、初めての方はツアーの参加が必須です。
ツアーには石垣島↔︎西表島フェリーチケット代も含まれていてお得です。
↓ピナイサーラの滝おすすめツアーはこちら↓
アクセス:ツアーによる
②星砂の浜
星砂の浜は西表島の北部に位置する、人気のビーチです。
星砂とは有孔虫の殻のことで、星の形をしていることからこのように呼ばれています。
海は透明感があり、波も穏やかなので、シュノーケリングの人気スポットでもあります。
トイレ・シャワー・売店なども完備されていますよ。
アクセス:上原港から車で約5分
③仲間川
仲間川とは西表島の中央部を流れ仲間港に注ぐ河川です。
河川のサイドにはマングローブ林が茂り、多数の生物が生息しています。
遊覧ボートのマングローブクルーズは予約なしで乗船可能。マングローブをもっと身近に感じられる、仲間川をカヌーで散策するアクティビティがおすすめです!
↓仲間川開催!マングローブカヌーツアーはこちら↓
アクセス:大原港より徒歩約5分
④大見謝(おおみじゃ)ロードパーク
大見謝ロードパークとは、マングローブ林の中を進むことができる遊歩道です。
見渡す限りマングローブが広がっており、雄大な自然を身近に感じることができるでしょう。
併設されている駐車場の横には展望台もあり、東シナ海や鳩間島を眺めることができます。
アクセス:上原港から車で約15 分
⑤西表野生生物保護センター(IWCC)
西表野生生物保護センターとは、イリオモテヤマネコを始めとした、絶滅危惧種に指定されている野生生物の調査研究などを行うセンターです。
一般客向けの展示物も用意されている他、交通事故に遭ったイリオモテヤマネコの保護なども行っています。入館料は無料です。
アクセス:大原港から車で約15分
営業時間:10時から17時
定休日:月曜日
西表島から行けるおすすめ離島3選
ここからは、西表島から行けるおすすめ離島を3箇所ご紹介します。
①由布島
由布島は西表島の与那良川から流出した砂などが波によって運ばれ、蓄積したことによって作られた島です。
西表島から由布島までは、水牛車に乗って海を渡り、離島ならではの雰囲気が楽しめます。
島全体が南国の植物園になっていて、見どころたくさん。
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②10:30-17:20(9:30集合)13,900円予約はこちら
②バラス島
バラス島とは、西表島と鳩間島の間に位置する無人島です。
サンゴ礁の欠片が蓄積して形成された島で、干潮時にのみ姿を現すことから、奇跡の島とも呼ばれています。
真っ白なビーチが特徴的で、その幻想的な風景は絶好のフォトスポットです。
バラス島へはツアーに参加するしか上陸方法がありません。
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③パナリ島
パナリ島は、石垣島から南西に約23kmの位置にある有人島で、上地島と下地島の2島で形成されています。
2島の間は約400m離れていますが、干潮時には徒歩で渡ることも可能です。
白い砂浜と綺麗な青い海が特徴的で、海の青色はパナリブルーとも呼ばれています。
現在の住人は僅かですが、戦前には栄えていた歴史や人魚伝説などが伝えられています。
西表島のおすすめツアー5選
ここからは、西表島でおすすめのツアーを5つご紹介します。
西表島内では、その雄大な自然を生かしたツアーが多数開催されています。ぜひ検討してみてください。
①SUP
SUPとは、サーフボードの上に乗ってパドルで漕ぎながら進むアクティビティです。
サーフボードは大きめで安定感抜群、初心者でも少し練習すれば簡単に始めることができます。
西表島では特にマングローブ林の中を進むツアーは人気があります。
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②カヌー
カヌーは、1〜2人乗りの小型ボートに乗り、パドルで漕ぎながら進むアクティビティです。
SUPよりさらに安定感があるため、大自然を身近に感じながら、より自由に水上散歩を楽しめます。
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③トレッキング
トレッキングというと大変そう…と思われるかもしれませんが、様々な年代の方がトライしています。
西表島では、ピナイサーラの滝に向かう道中でのトレッキングが行われています。
歩きながら、亜熱帯気候ならではの動植物を観察しましょう。
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④キャニオニング
キャニオニングとは、渓谷で遊ぶアウトドアスポーツの一種で、沢下りをしたり滝つぼに飛び降りたりして楽しみます。
ツアー中には、ヘルメットやライフジャケットなどの安全具を必ず着用するため、安全に楽しむことが可能です。
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⑤ナイトツアー
西表島ではナイトツアーも人気で、マングローブ林でよくツアーが開催されています。島には夜行性生物が多数生息しており、日中では見ることができない光景が広がっています。
また、西表島は綺麗な星空を観測できる地としても有名で、SUPやカヌーに乗りながら星空観測をすることも可能です。
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西表島のおすすめホテル4選
ここからは、西表島のおすすめホテルを4つご紹介します。
アクティビティで大自然を満喫した後は、南国の雰囲気が漂うリゾートホテルでゆっくり疲れた身体を癒してください。
①リゾートイン西表島
上原港から徒歩4分と好立地、清潔感あふれるスタイリッシュなホテル、リゾートイン西表島。
マングローブカヌーツアーやバラス島シュノーケリングツアーなど、人気アクティビティに予約もできます。
近くにスーパーがあり買い物にも便利&洗濯機が無料なのでたくさん遊んで汗をかいても安心です!
②星野リゾート 西表島ホテル
星野リゾート西表島ホテルは西表島最大のリゾートホテル。
館内にはスパやプール、ラウンジなども用意されており、ゆっくり寛ぐことができます。
また、イリオモテヤマネコの痕跡ツアーや、大自然の中で楽しむアクティビティも豊富に用意されています。
③ホテル ラ・ティーダ西表
ラ・ティーダ西表は、西表島の中でもとくにプライベートリゾート感のあるホテルです。
客室にはコテージやテラス付きの部屋もあり、より南国気分を味わうことができるでしょう。
また、館内には日本最南端の天然温泉であるカンパネルラの湯も用意されており、露天風呂から南十字星を眺めることも可能です。
食事は、地元食材を使用した琉球創作料理が提供されています。
④西表島ジャングルホテル パイヌマヤ
西表島ジャングルホテル パイヌマヤは、ジャングルの中にあるホテルです。
周辺にはお店や住宅などは無く、西表島の大自然を近くに感じながら宿泊することができます。
どの客室からも、目の前のジャングルを眺めることが可能で、ホテル内のレストラン「サミン」では、地元食材を使用した郷土料理が提供されています。
西表島観光の注意点
ここからは、西表島を観光する際の注意点をいくつかご紹介します。
①見所満載!
余裕があれば宿泊するのがベター
西表島は、沖縄本土の次に大きな島なので、観光スポットを車で訪れるだけでも丸一日かかります。
そのため、観光とアクティビティを両方楽しみたい方は、西表島で1泊するのがおすすめです。
↓宿泊するなら!西表島おすすめナイトツアーはこちら↓
②島内にコンビニやスーパーはない
西表島内に、コンビニや一般的なスーパーはありません。個人商店が数軒ありますが、購入できるものは限られてしまいます。西表島に行く前に調達しておくのがおすすめ。
また、自動販売機がある場所も限られているため、見つけた際には後回しにせず購入しておきましょう。
③西表島のATMはゆうちょのみ
西表島に存在するATMは、ゆうちょのみです。
コンビニや銀行が無いため、現金を引き出すことができるのは郵便局だけである点には、注意しておきましょう。
また、西表島内の店舗では、現金支払いのみ対応していることが多いので、事前に現金を準備しておくか郵便局を利用するようにしてください。
④西表島にはゴミ箱がない
西表島内の道端には、ゴミ箱が全くありません。自分で出したゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
ゴミ捨て用の袋を持参しておくと便利です。
⑤診療所はあるが24時間体制ではない
西表島内に診療所は2箇所ありますが、24時間体制ではありません。どちらの医療機関も夕方には終わってしまうため、夜に怪我や病気になった場合には、ドクターヘリか船で石垣島に搬送されます。
診療時間内であれば診療所に直接連絡をし、診療時間外の場合は119に連絡しましょう。
まとめ
今回は、西表島についてご紹介しました。
西表島は、石垣島から向かうことができる人気の離島であり、マングローブ林や海などの自然が豊富な場所です。
また、観光スポットもアクティビティツアーも多く、何回訪れても新しい発見があります。
ぜひ事前に予定をしっかり組み、西表島を楽しんでみてください。