西表島

島の90%以上が亜熱帯植物!
世界自然遺産『西表島』で非日常体験

西表島仲間川半日カヌー体験

島のほとんどが亜熱帯ジャングルに囲まれた緑溢れる世界自然遺産『西表島』は、石垣港離島ターミナルからフェリーで片道約50分の場所にあります。

2つの港(上原港と大原港)があるので旅行の目的によって選んでいこう!

こんな方に...
◆西表島の基本情報を知り合い方
◆西表島のアクセス方法を知りたい方
◆西表島で楽しめるツアーを探している方

今回は、西表島の魅力やおすすめツアーをご紹介いたします。

西表島へのアクセス方法

西表島へのアクセス方法

まずは西表島へのアクセス方法について、チェックしていきましょう。
西表島は、二次離島に分類される島であることから、島を訪れるためには別の離島を経由しなければなりません。
経由先となるのは八重山諸島の中核を成している石垣島で、石垣島までは東京、大阪、名古屋、福岡の空港からの直行便が出ています。この石垣島にある離島ターミナルという港から船に乗船することで、西表島にアクセスすることができます。
また、上記4都市以外の空港から石垣島へ移動する際には、一度沖縄本島の空港を経由しなければなりません。
その際には西表島は実質的な三次離島となってしまい、なかなかアクセスに労力を要する土地だと感じられるかもしれません。
とはいえ西表島は、それだけの労力を割いてでも訪れる価値のある素晴らしい土地となっています。

世界遺産!西表島ってどんなところ?

世界遺産!西表島ってどんなところ?
日本国内には数多くの観光地が存在していますが、その中でも屈指の人気を誇る観光県といえば沖縄を思い浮べる方が多いのではないでしょうか。
そんな沖縄県において、観光で訪れる方が特に多い島の1つとして挙げられるのが、西表島です。
西表島は元々豊かな自然環境を有することで知られている島でしたが、2021年の7月にユネスコの世界自然遺産に登録されたことで、より国内外における知名度が高まりました。
そんな西表島は沖縄本島よりも400km以上南西に位置する八重山諸島を構成する島の1つであり、四方を青い海に囲まれた離島となっています。
今回は、沖縄県への旅行を検討されている方へ向けて、西表島はどんな島なのか、その魅力について詳しくご紹介させていただきます。

90%以上がジャングル!西表島のおすすめ過ごし方

沖縄県は数多くの島々が点在しているのが特徴であり、島ごとに異なる楽しみ方ができるのが魅力です。
そんな中でも特異な環境を有する西表島の特徴として挙げられるのが、島の総面積の90%以上を森林地帯が占めているという点です。
西表島はその立地上亜熱帯気候に属しており、森林部分は亜熱帯のジャングルのような環境となっています。
西表島に足を踏み入れれば、島を覆ったジャングルの雄大さに圧倒されるでしょう。
また、島の周囲を囲う海ももちろん美しく、南国の太陽に照らされてきらめく海面を目にすれば、思わず目を奪われてしまうことでしょう。
西表島へ観光に行くのであれば、まずはその自然を満喫することをおすすめします。
また、西表島は沖縄県に属していますが、琉球王国以外からの文化的なルーツも持っているという特徴があります。
西表島を含む八重山諸島はフィリピンなどの東南アジアとの交流も深く、南方から渡来してきた文化も深く根付いた土地なのです。
島内の随所でそんな文化の名残を目にすることができ、国内への旅行でありながら、海外旅行に訪れたかのようなムードを味わうことができるでしょう。

 西表島1日ツアーに参加しよう!

 西表島1日ツアーに参加しよう!

西表島は総面積が約300㎢弱の巨大な島であり、県内で沖縄本島に次ぐ2位の面積を有しています。
一般的な離島という言葉のイメージよりも広大なスケールを有しており、短時間ではその魅力を味わい尽くすことはできません。
西表島では、土地の魅力をさまざまな形で味わえる観光ツアーが開催されていますが、その中でもおすすめなのが、丸一日フルに時間を費やして行われるツアーです。
じっくりと時間を使って島の魅力を堪能できるようなツアーに参加してこそ、その魅力の真髄を味わうことができるといえるでしょう。

 満点の星空を眺めてゆっくり!

 満点の星空を眺めてゆっくり!

前述のとおり、西表島は島の大部分がジャングルに覆われており、街明かりなどが極めて少ない環境となっています。
そのことによって生み出されているのが、人間が発する光に邪魔されることない満天の星々です。
西表島から晴れた日の夜空を見上げれば、一面を埋め尽くした星々の輝きをくっきりと捉えることができ、都会で見るそれとはまるで別物の感動を得ることができるはずです。
また、夜間に行われる石垣島のツアーでは、お昼には姿を見ることのできない夜行性の生き物たちと出会うこともできます。
夜空の鑑賞に特化したツアーも多数開催されており、お昼までは別のツアーでアクティブに楽しんだ後、夜には星空を眺めてゆったりと過ごすのもおすすめプランです。
夜の西表島に土地勘のない方が足を踏み入れるとさまざまなリスクも伴ってくるため、安全に観光を楽しむという点においてもツアー参加を検討する方が良いでしょう。

西表島は世界自然遺産にも登録されているだけあって、広い島内のあちこちに素晴らしいスポットが点在しています。
一つ一つ挙げていけばキリがないほど大量のスポットに恵まれており、すべてを網羅しようとすると長い滞在時間を費やさなければなりません。
日程の限られた旅行中にそれらをすべて回ることはなかなか困難であり、どこから優先して回っていくかは大きな課題になってくるでしょう。
そこで重要になってくるのが、事前情報の収集です。
ここからは、特に優先的に訪れることをおすすめしたいスポットをピックアップしましたので、足を運ぶスポットの参考になれば幸いです。

世界遺産!西表島のおすすめスポット

西表島は世界自然遺産にも登録されているだけあって、広い島内のあちこちに素晴らしいスポットが点在しています。
一つ一つ挙げていけばキリがないほど大量のスポットに恵まれており、すべてを網羅しようとすると長い滞在時間を費やさなければなりません。
日程の限られた旅行中にそれらをすべて回ることはなかなか困難であり、どこから優先して回っていくかは大きな課題になってくるでしょう。
そこで重要になってくるのが、事前情報の収集です。
ここからは、特に優先的に訪れることをおすすめしたいスポットをピックアップしましたので、足を運ぶスポットの参考になれば幸いです。

ピナイサーラの滝

ピナイサーラの滝

西表島は起伏に富んだ地形となっており、島内の各所に数多くの滝が存在しています。
いずれの滝も名所ばかりですが、その中でも必見のスポットがピナイサーラの滝です。
滝の迫力は落差によるところが大きいといわれますが、ピナイサーラの滝は県内最大級の約54mの落差を誇っています。
ピナイサーラは現地の言葉で「ピナイ」は「髭」、「サーラ」は「下がった」という意味を持っており、さながら垂れ下がった白髭のような優雅な姿を見ることができるでしょう。
ピナイサーラの滝へはカヌーに乗っていくツアー、トレッキングで山を抜けていくツアーなどで近付くことができ、いずれのルートにも西表島の魅力が詰め込まれています。
個人で行くことも可能ですが、道を間違えて島内の深い場所へ迷い込んでしまうリスクもあるため、できるだけツアーに参加して訪れることをおすすめします。

マリユドゥの滝

マリユドゥの滝

ピナイサーラの滝だけではなく、マリユドゥの滝もおすすめの観光スポットです。
マリは「丸い」、ユドゥは「淀み」という意味で、縦長に伸びた姿が美しいピナイサーラの滝とは異なり、マリユドゥの滝は力強い流れと直径130mにも及ぶ大規模な滝つぼが特徴です。
滝つぼの周囲には亜熱帯らしくシダが自生した景観となっており、滝まで行けば西表島らしいロケーションをたっぷりと味わうことができるでしょう。
マリユドゥの滝はピナイサーラの滝に比べてアクセスしやすく、トレッキングルートには道案内の看板やトイレなどが設置されています。
道のりも1時間ほどと負担が少ないため、体力に自信のない方でも安心してトライすることが可能です。
もちろん滝の観光を含めたアクティビティツアーも多数開催されているため、ぜひ西表島観光の目的の1つに設定されてみてはいかがでしょうか。

由布島

由布島

西表島観光では島内だけでなく、西表島を経由することでのみ訪れることができる離島も人気スポットになります。
特に知名度・人気度ともに高いのが由布島であり、由布島までは水牛車に乗って浅瀬を歩いていくことでアクセスすることができます。
三線の演奏を聞きながら海を渡っていく道のりはなんともいえない南国情緒に溢れており、普段とは違う土地に来たのだという旅情をたっぷりと味わえること請け合いです。
そして、由布島は島全体が亜熱帯植物園となっていることから、島中にブーゲンビリアなどが咲き乱れている様子を目にすることができます。
日本最大級の蝶であるオオゴマダラが生息していることでも有名で、さながら楽園に訪れたかのような気分を味わえることでしょう。

西表島の人気グルメスポット

土地勘のない離島での観光において、思わぬ障壁となりがちなのが食事場所の確保でしょう。
都市部が発展していてあちこちに飲食店が並んでいる土地とは異なり、離島では場所によって食事ができる場所をなかなか見つけられないというケースがあります。
特に西表島は、前述の通り島の大部分が自然に包まれていることもあり、飲食店の数が限られています。
そのため、情報のないままいきなり飲食店を探そうとすると、なかなか見つからずに困ってしまうかもしれません。
そこで以下に、西表島で人気の高いグルメスポットをピックアップさせていただきました。
どちらもアクセス性に優れたスポットですので、役立てていただければ幸いです。

レストハウス 星の砂

西表島に数あるビーチの中でも高い人気を誇る星砂海岸というスポットのそばに位置しているのが、レストハウス 星の砂です。
レストハウス 星の砂は宿泊施設も兼ねており、星砂海岸を訪れる人々の憩いの場所として愛されています。
島魚の唐揚げやソーキそば、タコライスなどのご当地メニューや、カレーやエビフライなどの親しみやすいメニューまで、幅広いお料理を楽しんでいただけます。
人気ビーチの目の前というロケーションでお食事を楽しめる点も魅力で、最高の眺望でじっくりと過ごすことができるでしょう。
星砂の浜バス停から歩いて2分でアクセスできるため、行きやすい点も大きな魅力となっています。

新八食堂

西表島を含む八重山諸島のローカルフードの代表格として挙げられるのが、八重山そばです。
八重山そばはいわゆる沖縄そばとは少し異なり、細切りになった肉とかまぼこに加えて、平麺ではなく丸麺が使用されているのが特徴で、また一味違った美味しさを味わうことができます。
新八食堂はそんな八重山そばを楽しめる名店であり、観光客はもちろん、地元の人々もこぞって八重山そばを味わいにくるお店となっています。
味の美味しさはもちろん、大衆食堂のような気取らない雰囲気も魅力の1つで、気が急いてしまいがちな観光中でも一息つけるオアシスとなってくれるでしょう。
上原港から車で5分ほどでアクセスできる立地となっており、気軽に足を運ぶことができる点も大きなメリットです。

西表島で買って帰りたいお土産

普段とは違う土地に行き、その土地の文化や風土を満喫する旅行では、形に残る思い出としてお土産を買い求めるのも楽しいイベントの1つです。
もちろん西表島にもお土産を売っている商店はあり、西表島ならではのさまざまな品物を買い求めることができます。

自分のための思い出としてはもちろん、ご家族、ご友人などへのお土産にもピッタリの商品ばかりです。
数ある魅力的なお土産の中から特におすすめ度の高いものを3つ、以下にご紹介させていただきます。

Tida Pana アクセサリー

四方を豊かな海に囲まれた西表島では、海岸へサンゴや貝殻、魚鱗などのさまざまな漂着物が流れ着きます。
そんな西表島の海からの贈り物を集め、美しい形へ整え、丁寧な加工を施すことによってつくられているのがTida Panaのアクセサリーです。
西表島の自然を知り尽くしたアクセサリーブランドだからこそ、Tida Panaのつくるアクセサリーには一切の妥協がありません。
一つ一つの素材の形、大きさ、艶や質感と誠実に向き合い、素材の魅力を存分に引き出せる形でアクセサリーを製作しています。
Tida Panaのアクセサリーは西表島の南国情緒を思い起こさせる風情がありつつ、おしゃれに日常使いできる絶妙なバランスでも好評を集めています。

工房 風花「やちむん」

「やちむん」とは沖縄で焼き物、陶器を意味する言葉であり、伝統工芸としてのやちむんは国内外から高い評価と注目を集めています。
西表島を代表する工房である風花「やちむん」で製作されている陶器は現地の言葉でマカイと呼ばれるもので、お茶碗、丼、お皿、湯飲みなどベーシックな食器類が揃っています。
店内には沖縄ならではの絵付けの手法が用いられつつ、シンプルなデザインで製作されたものが多く並び、現代的な感覚との融和を感じさせる素敵な品々に目移りしてしまうほどです。
伝統工芸によってつくられた器には日常使いがしにくい場合もありますが、工房 風花「やちむん」の器は日々を華やかに彩ってくれるでしょう。
やちむんをお土産にして、日々の中に西表島の風を感じてみませんか?

そないチクイザ「イニシャル刺繍巾着ポーチ」

西表島で最大の集落である祖納(そない)にあるチクイザというお土産屋さんにおいて、高い人気を集めているのが、可愛らしい刺繍が施された巾着ポーチです。
リュウキュウアカショウビンとシロハラクイナという西表島に生息している野鳥たちが刺繍されているのが特徴で、さりげないデザイン性が目を惹きます。
大変おしゃれな刺繍となっており、シチュエーションやファッションの方向を問わず使うことができるでしょう。
1200円というリーズナブルな価格帯も併せて人へのお土産としても重宝されており、まとまった数を購入される方も珍しくありません。
また、プラス200円でイニシャルを刺繍してもらうこともでき、自分用として購入される方にも嬉しいサービスとなっています。

西表島に行く際の注意事項

ここまでの記事では、西表島という観光地の魅力的な要素の数々をご紹介させていただきました。
しかし、西表島は観光用に開発された土地ではないため、管理の行き届いた都市部での観光とは少し毛色の異なる注意点を頭に入れておく必要があります。
世界自然遺産にも指定されている雄大な大自然の下に足を踏み入れる以上、相応の知識と理解を備えていなければなりません。
滞在におけるさまざまなリスクや不便を未然に防ぎ、現地の人々に迷惑をかけないようにするためにも、以下でご紹介するいくつかの注意事項をしっかり頭に入れておきましょう。

植物・生き物に厳重注意!

西表島の豊かな自然環境は思わず心を奪われるような美しいものですが、手つかずの自然はただ魅力的なばかりではなく、時には人に牙を剥くこともあります。
「東洋のガラパゴス」と称される独自の生態系が形成されている西表島には、危険な植物や生き物も数多く存在しています。
人を襲う熊や虎といった猛獣こそいないものの、島に足を踏み入れる際には相応の警戒が必要です。
例えば、西表島の海に入る際には、カツオノエボシ、ハブクラゲ、ヒョウモンダコ、アンボイナガイといった生き物たちに気を付けなければなりません。
これらの生き物たちはいずれも強い毒を持っており、毒に冒されると麻痺や呼吸困難、アナフィラキシーショックを引き起こし、時には死亡事故に至ってしまうこともあります。
また、陸地にもサキシマハブという毒ヘビや、ヤエヤマサソリという毒サソリ、蚊や蛾、ヒルといった害虫も数多く生息しているため、十分に警戒しなければなりません。
これらの生物に対する下調べした上で、無防備でない服装を着用し、対策を熟知している現地ツアーなどに参加することで、万全の体制で観光を楽しむことができるでしょう。
都市とは異なり、人間のために最適化された環境ではないということを念頭に置いて、西表島での観光に参加するよう心がけてください。

タクシーは事前予約が必須!

西表島には島内の全域をカバーしているわけではありませんが、ある程度の範囲を移動することができる道路が敷かれています。
広大な西表島で効率よく移動するためには、現地の交通事情を知り尽くしたドライバーの方々に運転をお任せできるタクシーが、大いに役立ってくれるでしょう。
しかし、ここで落とし穴となりがちなのが、一般的な都市とは異なり、いわゆる流しのタクシーを道で拾うことはできないという点です。
西表島は大規模なコミュニティのある島ではないため、タクシーが利用される頻度はある程度限られています。
そのため、タクシーが客を探してうろついているということがなく、流しのタクシーを待とうとしても、いつまで経っても見つけることができません。
西表島でタクシーを利用するためには、タクシー会社へ直接連絡を入れて、場所を伝えて拾いに来てもらう必要があります。
また、ここで注意しておきたいのが、夏休みやGWなどをはじめとする観光ハイシーズンには、タクシーが埋まってしまうということです。
西表島にあるタクシーの台数には限りがあるため、長期休みなど観光客が殺到するシーズンにはタクシーが全台出払ってしまいます。
そのため、移動手段にタクシーを利用しようと考えている際には、必ず事前に予約を入れ、タクシーの予定を押さえておくことを心がけましょう。

由布島は意外とアクセス不便!

西表島観光にはさまざまな見所がありますが、その中でも上でご紹介させていただいた由布島への渡航をメインの目的に据えられている方も多いのではないかと思います。
しかし、ここで頭に入れておきたいのが、由布島はアクセスに比較的時間がかかるということです。
由布島に行くためには車かバスで大原港から20分、上原港から30分ほどの位置にある水牛車乗り場にまず行く必要があり、そこから水牛車に乗って向かうことになります。
水牛車での道のりはのどかで心癒されるひと時ですが、15分ほどの時間がかかります。
さらに、待ち時間などを含めて西表島への到着後さらに1時間ほどの時間を見ておく必要もあるでしょう。
石垣島から西表島までの道のりにも時間がかかるため、特に日帰りなどのスケジュールで由布島を目指す際には、それを踏まえたタイムスケジュールを組まなければなりません。
意外な慌ただしさに追われて観光を楽しめなくなってしまうことがないよう、きっちりと総合的な計画を立てておくよう心がけましょう。

西表島旅行でよくある質問

ここまでに西表島旅行に関するさまざまな情報をご紹介させていただきましたが、特殊な環境の土地だけに、まだまだ疑問が尽きない方も多いのではないかと思います。
そこでここからは、西表島旅行に関する質問としてお寄せいただくことが多い内容を3点ピックアップしてご紹介させていただきます。

Q.石垣島から西表島まで船で何分かかりますか?
旅行の日程を細かく計画するためには、移動にかかる所要時間を把握しておくことも重要なポイントとなります。
特に、西表島へのアクセス時には石垣島までの長距離移動も必要になるため、離島ターミナルから西表島までかかる時間を併せて複合的に時間を調整する必要があります。
ここで理解しておきたいのが、上でもいくつかの項目で触れた通り、石垣島には南北に2つの港が存在しているということです。
北にある上原港、南にある大原港の立地をそれぞれ理解し、目的地により近い方の港を玄関口として利用することが、旅行を成功へ導くための1つのポイントとなります。
基本的には西表島の海を中心に観光プランを組み立てる場合は上原港、川を中心に観光プランを組み立てる場合には大原港が選ばれるケースが多いようです。
ここで注意したいのが、離島ターミナルからの所要時間はどちらの港を目指すかによって変わってくるということです。
石垣島からは航路の関係上、南部にある大原港の方が近くなっており、高速船であれば約30分、フェリーであれば約45分で辿り着くことができます。
一方、上原港までは高速船で40分程度の所要時間ですが、フェリーの場合は鳩間島を経由する航路だという点に留意しておかなければなりません。
鳩間島に寄港することによって航路が延びており、約1時間50分ほどの時間がかかるため、利用時にはそのことを踏まえておく必要があります。
また、上原港行きのフェリーは日曜日以外就航していますが、大原港行きのフェリーは水・木・土曜のみの就航だという点も把握しておきましょう。
Q.西表島はいつまで泳げますか?
西表島での観光を満喫する上で、海水浴をメインコンテンツに据えられる方も多いのではないかと思います。
一般的な海水浴シーズンは夏場だけに限られていますが、西表島はその温暖な亜熱帯気候の恩恵によって、年間のうち長い時期において海水浴を楽しめるのが特徴です。
八重山諸島では本土ではまだ寒さも残る3月に早々に海開きが行われ、多くの人々がその美しい海を満喫します。
そして10月の末まで海水浴シーズンは続き、年の半分ほどの期間に渡って海水浴を楽しむことができるのです。
Q.西表島で禁止されていることは何ですか?
西表島への観光で最も知っておきたいこととして挙げられるのが、島内における禁止事項です。
西表島では世界自然遺産に登録された特殊な自然環境を守るため、島の全域が国定公園に指定され、環境保全のためのルールが定められています。
具体的には島内の特別保護区において、樹木の損傷、動物を放つこと、動植物の採取、植物の植栽、植物の種をまくことが規制されています。
外部から他の生き物を持ち込むことは西表島の貴重な生態系を崩すことに繋がってしまいかねず、絶対に避けなければなりません。
また、火災や動植物との事故を防ぐため、たき火と車の乗り入れが禁じられていることも把握しておきましょう。
これらの規制に違反すると犯罪となり、6ヶ月以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられてしまいます。
何よりも国内外の多くの人々から愛されている西表島の美しい環境を守るため、必ずこのルールを守るよう心がけましょう。

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