石垣島から波照間島への行き方|フェリー時刻表・運賃と日帰りモデルコースを紹介
目次
ISLAND COLUMN
エスコート石垣編集部が書きました
八重山諸島/波照間島の現地情報をお届け
日本最南端の有人島・波照間島はどんな島?

波照間島は、八重山諸島の南端に浮かぶ日本最南端の有人島です。石垣島から南西へ約60km、人口約500人の小さな島で、集落には赤瓦の家とサンゴの石垣が残り、のんびりとした時間が流れています。
島を囲む海は透明度が高く、その深い青さは「ハテルマブルー」と呼ばれるほど。街灯が少ないため、夜には満天の星空が広がり、南十字星を観測できる島としても知られています。
この記事では、石垣島から波照間島への行き方(高速船・飛行機の時刻と運賃)、島内の移動手段、おすすめスポット、日帰りモデルコース、旅行前に知っておきたい注意点をまとめました。
石垣島から波照間島への行き方

本州や沖縄本島から波照間島への直行便はありません。まず石垣島へ渡り、石垣港離島ターミナルから高速船(フェリー)、または南ぬ島石垣空港(新石垣空港)から飛行機で向かいます。
飛行機は不定期便で運航日が限られるため、多くの方は高速船を利用します。ここでは、それぞれの時刻・運賃・予約方法を紹介します。
高速船(フェリー)の時刻表と所要時間

石垣島と波照間島を結ぶ高速船は、安栄観光が運航しています。乗り場は石垣港離島ターミナルで、波照間港までの所要時間は片道約60〜90分です。大型高速船「ぱいじま2」で運航する日は、約90〜100分かかることもあります。
| 石垣港離島ターミナル発 | 波照間港発 |
| 8:00 | 9:50 |
| 14:30 | 16:20 |
※2026年10月1日〜2027年3月31日の時刻表です。4月以降は時刻表が改定されるため、乗船前に安栄観光の公式サイトで最新の時刻をご確認ください。
この時期は1日2便のため、日帰りする場合は石垣発8:00の便で行き、波照間発16:20の便で戻るのが基本になります。8:00発の便は混み合いやすいので、事前予約がおすすめです。
高速船の運賃と予約方法
| 区分 | 片道 | 往復 |
| 大人(中学生以上) | 4,990円 | 9,670円 |
| 小人(小学生) | 2,500円 | 4,850円 |
| 障がい者割引 | 3,420円 | 6,840円 |
※燃料油価格変動調整金を含む運賃です(2026年10月時点)。燃料価格により変更になる場合があります。未就学児は大人1名につき1名まで、膝の上に乗せる場合は無料です。
乗船券は、安栄観光の公式サイトから前日18:00まで事前予約・決済ができます。Web予約をしておくと、当日はカウンターでの手続きなしで乗船できるので、窓口の行列に並ぶ必要がありません。
なお、波照間港で乗船券を買う場合の支払いは現金またはPayPayのみです。通信状況によってはクレジットカードや電子マネーが使えないこともあるため、帰りの便も含めて石垣島で往復分を用意しておくと安心です。
高速船の時刻・運航状況・予約はこちら
・最新の時刻表と当日の運航状況を確認するなら
安栄観光の公式サイトを見る
飛行機(第一航空)で行く場合

南ぬ島石垣空港(新石垣空港)と波照間空港の間は、第一航空が小型機で結んでいます。飛行時間は約30分で、船酔いが心配な方には心強い選択肢です。
ただし、この路線は不定期便で、運航は週に数日のみ。座席数も少なく、定期点検や天候による運休もあります。さらに2026年11月からは、乗員養成の訓練のため計画的な運休期間が設けられると発表されています。
運賃は、島外から訪れる大人で片道14,000円が目安です(2026年10月時点)。運航日・時刻・運賃は変わりやすいため、利用を考えている方は必ず第一航空の公式サイトで運航スケジュールを確認してから旅程を組みましょう。
欠航しやすい時期と旅程の組み方
石垣島と波照間島の間は外洋を通るため、八重山の離島航路のなかでも波の影響を受けやすい航路です。特に北風が強まる冬場や、台風が近づく夏から秋にかけては、高速船が欠航になることがあります。
当日の運航状況は、安栄観光の公式サイトで朝に発表されます。波照間島へ行く日は旅程の後半に固定せず、欠航した場合に別の日へ振り替えられるよう、石垣島での滞在に余裕を持たせておくと安心です。
波照間島での移動手段

波照間島には路線バスやタクシーがありません。島は周囲約15kmほどの大きさで、見どころは島じゅうに散らばっているため、港に着いたらまず移動手段を確保しましょう。
レンタル店の多くは港への送迎や港近くでの貸し出しに対応していますが、台数には限りがあります。特に日帰りの場合は、到着後に探すのではなく、事前に予約しておくのが確実です。
レンタサイクル

体力に自信がある方には、レンタサイクルがおすすめです。風を感じながら走る島の道は気持ちよく、丸一日あれば主要なスポットを十分に巡れます。
島内にはゆるやかな坂道もあるため、楽に回りたい方は電動自転車を選ぶとよいでしょう。電動自転車は台数が少ないので、借りたい場合は予約しておくと安心です。
レンタバイク

坂道を楽に移動したい方や、短い時間で効率よく回りたい方にはレンタバイクが便利です。
1人乗りであれば50ccで問題ありませんが、2人乗りをする場合は排気量の大きいバイクを借りる必要があります。運転には原付以上の免許が必要なので、免許証を忘れずに持参しましょう。
レンタカー

家族連れや、暑い時期に体力を温存しながら回りたい方にはレンタカーが向いています。島内の車両数は少ないため、利用を決めている方は早めに予約しておきましょう。
島の道路は整備されていますが、信号が少なく、ヤギや野鳥などの動物が道に出てくることもあります。スピードを控えめにして、安全運転を心がけてください。
波照間島のおすすめ観光スポット5選

ここからは、波照間島を訪れたら立ち寄りたい観光スポットを5か所紹介します。港に近いニシ浜から島の南端、集落の史跡まで、日帰りでも回りやすい場所を選びました。
①ニシ浜

ニシ浜は、波照間港から歩いて行ける島の北西部のビーチです。「ニシ」は島の言葉で「北」を意味し、真っ白な砂浜とハテルマブルーの海を最も身近に感じられる場所として、多くの観光客が訪れます。
ビーチ近くにはシャワーやトイレがあり、海水浴やシュノーケリングも楽しめます。ただし、沖に向かって急に深くなる場所や、離岸流が発生しやすい場所もあるため、泳ぐときは無理をしないようにしましょう。
⚫︎住所:沖縄県八重山郡竹富町波照間 / 波照間港から徒歩約15分(約800m)
②日本最南端の碑

日本最南端の碑は、波照間島の南端・高那崎に建つ記念碑です。1972年の本土復帰を記念して建てられたもので、日本最南端の有人島に来た証として記念撮影をする人が絶えません。
碑の周りには、波照間の碑や平和祈願の碑も並んでいます。目の前に広がる太平洋の水平線を眺めながら、ベンチでひと休みするのもおすすめです。
⚫︎住所:沖縄県八重山郡竹富町波照間 / 波照間港から約4km(自転車で約20〜25分)、波照間空港から徒歩約10分
③高那崎

高那崎は、島の南東部に約1kmにわたって続く断崖です。琉球石灰岩が波に浸食されてできた岩場で、断崖に打ち寄せる白波と深い青の海のコントラストは迫力満点です。
日本最南端の碑は、この高那崎の一角にあります。岩場は足元がごつごつしているため、歩きやすい靴で訪れましょう。風が強い日は崖の縁に近づきすぎないよう注意してください。
⚫︎住所:沖縄県八重山郡竹富町波照間 / 波照間港から約4km(自転車で約20〜25分)、波照間空港から徒歩約10分
④コート盛(先島諸島火番盛)

コート盛は、琉球王国の時代に沖を行き交う船を見張り、のろしを上げて知らせた「火番盛(ひばんむい)」の一つです。琉球石灰岩を積み上げて造られており、国指定史跡「先島諸島火番盛」に含まれています。
集落の中にある小高い場所で、上からは島の集落や畑を見渡せます。天気の良い日には、遠くに西表島が見えることもあります。
⚫︎住所:沖縄県八重山郡竹富町波照間 / 波照間港から自転車で約10分(集落内)
⑤下田原城跡
下田原城跡(ぶりぶちじょうあと)は、波照間港の東側に残る城跡です。サンゴ由来の石灰岩を積んだ石垣が今も残り、琉球王国が成立する前の八重山の歴史を伝える遺跡として、国の史跡に指定されています。
港から近いので、到着後や帰りの便を待つ間に立ち寄りやすいスポットです。観光地として大きく整備された場所ではないため、静かに見学しましょう。
⚫︎住所:沖縄県八重山郡竹富町波照間 / 波照間港から約1.5km(徒歩約20分)
波照間島で楽しみたいアクティビティ

限られた時間で何をしようか迷っている方に向けて、波照間島ならではの楽しみ方を3つ紹介します。
①ニシ浜でシュノーケリング

まずおすすめなのが、ニシ浜でのシュノーケリングです。透明度の高い海の中には、サンゴ礁や色とりどりの熱帯魚が見られ、運が良ければウミガメに出会えることもあります。
シャワーやトイレが近くにあるので、日帰りでも気軽に海に入れます。島内にはマリンショップが少ないため、マスクやフィンなどの道具は石垣島で用意して持っていくと安心です。
②満天の星空観測

波照間島は、日本で南十字星を観測できる数少ない場所の一つです。街灯が少なく空気が澄んでいるため、天の川もはっきりと見えます。南十字星が見やすいのは、例年おおむね冬から初夏にかけての時期です。
なお、島の南側にある「波照間島星空観測タワー」は、老朽化のため2022年から休館が続いています(2026年10月時点)。星空は、ニシ浜や島の南側など、周りに明かりの少ない屋外で楽しみましょう。
最終便が夕方に出るため、星空を見るには島に1泊する必要があります。宿の数は多くないので、泊まりで訪れる場合は早めに宿を予約してください。
③集落をのんびり散策

島の中央にある集落を歩いて巡るのもおすすめです。赤瓦の屋根の家や、サンゴを積み上げた石垣、強い風から家を守るフクギの防風林など、昔ながらの島の風景が残っています。
集落には日本最南端の郵便局や、小さな商店、食堂も点在しています。住民の方が暮らしている場所なので、民家の敷地に入ったり、大きな声で話したりしないよう配慮しましょう。
石垣島から波照間島へ日帰りするモデルコース

2026年10月〜2027年3月の高速船の時刻(石垣発8:00、波照間発16:20)に合わせた日帰りモデルコースです。レンタサイクルやレンタバイクで回る想定で、波照間島での滞在時間は約6時間になります。
9:00〜9:30頃 波照間港に到着して移動手段を受け取る
石垣港離島ターミナルを8:00に出発し、波照間港に到着したら、予約しておいたレンタサイクルやレンタバイクを受け取ります。飲み物は石垣島で多めに買っておくと安心です。
午前 ニシ浜で海を満喫
港から近いニシ浜へ向かい、ハテルマブルーの海を眺めたり、シュノーケリングをしたりして過ごします。日差しが強い日は、帽子や日焼け止めでしっかり対策しましょう。
11:30頃 集落で島の食材を使ったランチ
ランチは、ニシ浜から近い食堂「あやふふぁみ」はいかがでしょう。島の食材を使った定食やカレーが人気のお店です。島内の飲食店は数が少なく、昼どきは混み合うこともあるため、早めの時間に向かうのがおすすめです。
⚫︎営業時間:11:30〜15:00(2026年4月時点の掲載情報。定休日・臨時休業は事前にご確認ください)
⚫︎住所:沖縄県八重山郡竹富町波照間475 / 波照間港から自転車で約10分
午後 日本最南端の碑・高那崎へ
お腹を満たしたら、島の南端へ移動します。日本最南端の碑で記念撮影をして、高那崎の断崖と太平洋の景色を楽しみましょう。帰り道に集落へ寄り、コート盛や下田原城跡を見学するのもおすすめです。
16:00頃 波照間港へ戻る
レンタル品を返却し、16:20発の高速船で石垣島へ戻ります。この時期は16:20発が最終便です。乗り遅れると島に泊まることになるため、出航の30分前には港に着いておきましょう。
石垣港に戻った後のディナーにおすすめ
波照間島から石垣港に戻ったら、旅の締めくくりは石垣島の人気店でのディナーがおすすめです。
Oceanfront Grill St.ELMO ISHIGAKI

石垣島で一番海に近いレストラン。全48席すべてがオーシャンビューなので、晴れた日の絶景はもちろん、雨の日でも室内の窓越しにダイナミックな海を一望できるのが魅力です。テラス席はすぐ目の前に海が広がり、波音を聞きながらのんびりと食事を楽しめます。
料理を手がけるのはミシュラン星付きの一流シェフ。島の食材を活かした一皿がそろいます。
ディナーの主役は、石垣牛のサーロイン/フィレステーキと、日没に合わせて提供される全8皿のフレンチフルコースです。
YAKINIKU USHIGAKI

YAKINIKU USHIGAKIは、石垣島を代表する王道焼肉店として注目を集めるおすすめのお店です!
厳選されたA5ランク石垣牛を最高の状態で味わえるよう、こだわりのタレ&塩を採用。
スタイリッシュな店内空間と、本格的な肉質への並々ならぬこだわり話題を呼び、現在では予約が取れない日も続出するほどの超人気店となっています。
石垣島旅行で外せない一軒として、石垣牛を堪能したい方は、ぜひお早めの予約をおすすめします!
⚫︎営業時間:11時00分~14時00分 / 17時00分~23時00分
※YAKINIKU USHIGAKIは当社グループが運営する店舗です。
波照間島観光の注意点

波照間島は、石垣島とは違って観光地としての設備が多くない島です。到着してから困らないよう、事前に確認しておきたい注意点を紹介します。
①島内にコンビニや大きなスーパーはない

波照間島には、コンビニや大きなスーパーはありません。集落に個人商店や共同売店がいくつかありますが、品数は多くなく、営業時間も限られています。
自動販売機も少ないため、飲み物や軽食、日焼け止め、常備薬などは石垣島で準備しておきましょう。ATMや現金を使える場所も限られるので、現金も多めに持っていくと安心です。
②ゴミは持ち帰る

島内には、観光客が使えるゴミ箱がほとんどありません。小さな島ではゴミの処理に限りがあるため、出たゴミは袋にまとめて持ち帰りましょう。
ビーチや道端へのポイ捨ては、島の自然と暮らしを傷つけてしまいます。美しい海と景色を守るためにも、ゴミの後始末には十分に気をつけてください。
③高速船の船酔い対策をしておく

石垣島から波照間島への航路は外洋を通るため、波が高い日は船がかなり揺れます。船酔いしやすい方は、乗船の30分ほど前に酔い止め薬を飲み、エチケット袋も用意しておきましょう。
船の前方よりも、中央から後方の席のほうが揺れを感じにくいといわれています。前日はしっかり睡眠をとり、空腹や食べすぎを避けることも船酔い対策になります。
波照間島についてよくある質問
石垣島から波照間島へ日帰りはできますか?
できます。2026年10月〜2027年3月の時刻では、石垣発8:00の高速船で行き、波照間発16:20の便で戻ると、島で約6時間過ごせます。ただし波の影響で欠航することもあるため、旅程には予備日を設けておくと安心です。
石垣島から波照間島まで、フェリーで何分かかりますか?
安栄観光の高速船で片道約60〜90分です。大型高速船「ぱいじま2」で運航する日や波が高い日は、さらに時間がかかることがあります。運賃は大人片道4,990円、往復9,670円です(2026年10月時点)。
波照間島にコンビニやスーパーはありますか?
コンビニや大きなスーパーはありません。集落に個人商店や共同売店はありますが、品数や営業時間は限られます。飲み物や必要なものは、石垣島で買ってから渡るのがおすすめです。
まとめ

波照間島は、ハテルマブルーの海と満天の星空、昔ながらの集落が残る日本最南端の有人島です。石垣島から高速船で片道約60〜90分、時刻に合わせれば日帰りでも十分に楽しめます。
高速船の時刻は時期によって変わり、天候で欠航することもあります。最新の時刻と運航状況を確認し、移動手段や飲み物を事前に準備して、日本最南端の島への旅を楽しんでください。
この記事を書いた人:エスコート石垣編集部
石垣島出身のスタッフが、地元だからこそ知っている情報を発信しています。ツアーやレンタカー手配、団体旅行のご相談も承っております。





